今回は蕎麦・酒・おつまみを満喫できる古民家食堂『食堂 富士屋』!
蕎麦好きと酒好きが通う人気隠れ家店。
修善寺で美味しい蕎麦屋を探しているなら、ぜひ一度訪れてほしいのが『食堂 富士屋』。
古民家を改装した隠れ家的なお店で、手打ち蕎麦はもちろん、酒好きにはたまらない絶品おつまみまで楽しめる、修善寺でもかなり魅力的なお店です。
正直なところ、あまり人に教えたくない。
そんな気持ちになるほど居心地が良く、料理も素晴らしい。
でも近年は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の影響や観光需要の回復もあり、修善寺を訪れる人が増加。
この『食堂 富士屋』も少しずつ知られる存在になってきました。
それならもう、思い切って紹介してしまおう。
今回は修善寺駅から歩いて『食堂 富士屋』を訪れ、昼飲みと蕎麦三昧を満喫してきました!
はじめまして「おうすけ」と言います。
このブログでは伊豆や静岡の観光スポット、おすすめグルメ、ランチスポットなど色々な分野を紹介していけたらと思っています。
伊豆を回って旅する『伊豆活』と称し活動していきます。
かつて住んでいた東南アジアの情報などもシェアしていきたいとも思っています。
よろしくお願いします。
コンテンツ
『食堂 富士屋』とはどんなお店?
『食堂 富士屋』は、修善寺温泉街の少し奥まった場所にある古民家蕎麦屋。
地元の人やコアなファンには知られている人気店ですが、観光客にはまだそこまで広く知られておらず、まさに“知る人ぞ知る隠れ家”という表現がぴったりです。
私がこのお店を知ったのは以前仕事で近くを訪れた時。
駐車スペースを探して細い道を進んでいると、突然現れた一軒の古民家。
「え?こんな場所に蕎麦屋?」
そんな驚きとともに強く印象に残ったのを覚えています。
その時は時間がなく断念しましたが、「次は絶対に来よう」と決めていました。
そして数ヶ月後。
急に仕事がキャンセルになり、一日空いてしまったので、電車で修善寺へ。
もちろん目的は『食堂 富士屋』です。
修善寺駅から徒歩で向かう隠れ家蕎麦屋
開店時間の11時30分を目指して修善寺駅からテクテク。
少し早めの11時15分頃に到着しました。
入り口では人懐っこい猫がお出迎え。
白い暖簾と手作り感のある木製メニュー看板。
周囲には普通の民家が並び、「本当にここが蕎麦屋なのか?」と思うほど静かな場所です。
営業中の看板が出ていたので恐る恐る声をかけると、
「どうぞ、どうぞ。」
と快く迎え入れてくださいました。

『食堂 富士屋』看板

古民家をリノベーションした居心地抜群の店内
店内は古民家を綺麗にリノベーションした落ち着いた空間。
入り口側にはテーブル席。
奥には座敷席が広がっています。
さらに半個室のようなスペースもあり、ゆっくり食事を楽しめる雰囲気。
厨房近くの席に座ると、店主や女将さんとの距離も近く、会話を楽しめるのも魅力です。
逆に奥の座敷は静かに過ごしたい方におすすめ。
修善寺観光の途中でゆっくり休憩したい時にもぴったりです。


更に奥には半個室の様な部屋が二つ。
どちらも四人ほど座れます。

『食堂 富士屋』のメニューが魅力的すぎる
席につくと、メニューと一緒に『食堂 富士屋』店主からのメッセージが書かれたファイルが置かれていました。
そこには、
「好きなように食べてください」
という言葉。
蕎麦屋によっては「まずは塩で」など食べ方に強いこだわりを感じることもありますが、『食堂 富士屋』はとても自由。
その空気感がまた心地良い。


メニューを見ると、蕎麦だけでなく、おつまみ、ご飯もの、さらには洋食まで並んでいて驚きます。
特に気になったのが、
- 蕎麦屋のチャーハン
- そば味噌
- 砂肝煮
- つくね
など酒飲み心を刺激するラインナップ。
しかも蕎麦の大盛りが良心的価格。
「半分もり」があるのも、昼飲み勢にはかなりありがたい。
修善寺でここまで“飲める蕎麦屋”はなかなか貴重です。
まずは蕎麦のメニュー。
蕎麦の大盛りが200円ってほんと優しい値段設定ですよね?(写真の価格は2022年9月頃のものです)
倍近い値段の蕎麦屋もありますから。


鴨南蛮もあります。
なんとうどんとそうめんまである。


いやあご飯ものの中の、蕎麦屋のチャーハンが気になります!
ちょ!ちょま!

なんと洋食まで!
おつまみメニューも色々あります!
お薦めはこちら。

さすが蕎麦屋、蕎麦味噌あります〜。

もう全部逝きたい・・・。
豪華すぎるサービスのお通し
修善寺駅からここまで歩いてきたのには理由がある。
蕎麦屋のつまみをやりながら呑みたいからです!

あのう。
いつも居酒屋に行って思うのですが、お通しとか突出しとかあれなんなんですかね?
注文してもいないものが出されて、300円から500円ぐらい取られて。
下手したら一品頼める値段ですよ。
確かにお通しが劇的に旨い店や、金額を超えてくるものを出してくる店もありますが・・・。
好きじゃないなあ。
まずはビールを注文。
すると次々と料理が運ばれてきました。
「え?頼んでないけど…?」
どうやらサービスのお通しらしい。
最初に登場したのは「そぼろ豆腐」。

ピリ辛の鶏そぼろと豆腐の相性が抜群で、いきなりビールが進みます。
さらに、
- 椎茸の石突きと冷凍蒟蒻
- 甘辛いきゅうり漬け
- サラダチキン
- 金山寺味噌のおにぎらず
まで登場。


「椎茸の石突きと蒟蒻を冷凍したもの」。
蒟蒻を冷凍するとこんなにコリコリした食感になるとは!
甘ジョッパイ味付けでお酒がすすむすすむ。
なんとこれだけで終わららず・・・。
「甘辛いきゅうりの漬物」。

「サラダチキン」。

そして、「金山寺味噌のおにぎらず」。

ここまで全てサービスのお通しですよ!
これ、普通の居酒屋ならお通し代だけで数百円取られるレベルです。
しかも全部しっかり美味しい。
完全に酒飲みを理解している構成。
この時点でビール2本目へ突入です。

絶対に注文したい「そば味噌」と絶品おつまみ
続いて注文したのは、
- 砂肝煮
- つくね
- そば味噌
まず砂肝煮。

やばいなこりゃ。
コリコリ系ではなく、柔らかく煮込まれたタイプ。
甘辛い味付けで、日本酒が欲しくなる危険なおつまみです。

そして個人的に特におすすめしたいのが「そば味噌」。
香ばしい蕎麦の香りと濃厚な味噌。
そば味噌の香ばしさったら・・・。
これだけで永遠に酒が飲めそう。
器の雰囲気も素敵で、古民家空間にぴったり。
ここにきたら絶対に注文すべし!
味噌の濃いめの味と蕎麦の香り、これだけで日本酒が進んじゃうやばいおつまみナンバーワン。

器もステキ。


つくねは表面を香ばしく焼き上げてあり、柚子胡椒との相性が最高でした。
「この店主、絶対かなりの酒好きだな…」
そう確信した瞬間です。

コシ抜群!『食堂 富士屋』名物の「太いそば」
そろそろメインの蕎麦へ。
まず注文したのは気になっていた「太いそば」。

わお!
太!
塩と山葵とネギ、そしてつけ汁。

決して食べる順番はなく自由にいただけます。

太くてそしてコシがあります。
かなり太いです。
山葵は中伊豆の山口さんという方が手入れしたものだそうです。
フレッシュな山葵は少量でも香りがツンと鼻に抜けて気持ちがいい。
いや、実に潔い。

半分もり蕎麦で食べ比べ
そして、半分盛りそば。

こちらは細めの蕎麦で喉越し抜群。
先ほどの太い蕎麦とは全く印象が違います。
食感も香りも違うため、食べ比べがかなり楽しい。
蕎麦好きなら絶対に両方食べてほしい。
修善寺まで来た価値がある一杯です。
濃厚すぎる蕎麦湯に感動
食後には蕎麦羊羹と蕎麦湯。
この蕎麦羊羹がまた良い。
甘さ控えめで、蕎麦の実の食感がアクセントになっています。

そして最後の蕎麦湯。
なんて蕎麦湯だ!!
これが本当に凄かった。
とにかく濃厚。
口に入れた瞬間、蕎麦の香りが一気に広がります。
なめらかで優しく、思わず「ふぅ…」とため息が漏れるほど。
つけ汁と合わせるとさらに旨い。
気づけば何杯も飲んでしまいました。
最後の最後まで蕎麦尽くし。
まさに蕎麦好きの楽園です。


この画像からも蕎麦湯の濃さがわかるのではないでしょうか?
つけ汁と合わせて飲むとまたいい。

この日は平日で紅葉シーズンでもないし、コロナの影響もありお客が少なく返って落ち着いてゆっくりできました。
あ〜ここが知れ渡ってしまったらこうもいかないだろうなあ。

『食堂 富士屋』は元置屋を改装した特別な空間
会計時にお店の方と少しお話しさせていただきました。
この建物は店主の親戚の持ち物で、昔は舞妓さんの置屋だったそうです。
その古民家を改装し、約6年前にオープン。
店主は元公務員で、昔から趣味で蕎麦打ちをしていたとのこと。
引退後に念願だったお店を始めたそうです。
だからこそ、このお店にはどこか“肩の力が抜けた心地良さ”があります。
ガツガツした商売感がなく、ゆったりとした時間が流れている。
その空気感に惹かれて、また来たくなる人が多いのでしょう。
次は夜の部で予約して呑みで来ることを約束し店を出ました。
夜営業は予約がおすすめ
『食堂 富士屋』は夜営業も予約制で行っています。
夜はほぼ貸切状態になることもあり、店主と日本酒の話で盛り上がれることも。
修善寺は夜になると観光客の人通りが少なくなるため、こうした隠れ家で静かに飲めるのが魅力です。
修善寺温泉に宿泊するなら、ぜひ夜予約して訪れてみてください。
昼とはまた違った魅力があります。
夜営業の記事は別記事⬇️で詳しく紹介したいと思います。
まとめ
修善寺には魅力的なお店が数多くありますが、『食堂 富士屋』はその中でもかなり特別な存在でした。
美味しい蕎麦。
酒が進むおつまみ。
落ち着いた古民家空間。
そして人の温かさ。
「また修善寺に来たい」
そう思わせてくれる、素晴らしい一軒です。
次回は夜営業編を紹介したいと思います。

修善寺のノスタルジックな町中華、『中華料理 朋友(ぽんゆう)』。
