『中華料理 夢眠』|創業から40年以上の老舗で「太呂麺」を食べてきた!

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静岡市清水区庵原町にある『中華料理 夢眠(ムーミン)』は、創業40年以上を誇る老舗町中華です。

昭和の雰囲気をそのまま残した店内では、ラーメンや炒飯、回鍋肉飯など昔ながらの中華料理が味わえます。

中でも気になったのが、他ではほとんど見かけないメニュー「太呂麺(ターローメン)」

今回は何度か通って味わった料理とともに、この珍しい一杯をご紹介します。

「中華料理 夢眠」とは?

今回訪れたのは、静岡市清水区庵原町にある『中華料理 夢眠』。

Facebookによると、昭和54年(1979年)2月創業

40年以上地元で愛され続けている町中華です。

店の前を通った瞬間、

「これは入らずにはいられない。」

そんな気持ちになる、まさにTHE・昭和の町中華という佇まいでした。

中華料理夢眠の昭和レトロな店内

昭和の空気がそのまま残る店内

ランチタイムを少し外して入店。

店内はカウンター4席と、小上がりの4人掛けテーブルが2卓。

決して広くはありませんが、その分どこか落ち着く空間です。

壁いっぱいに貼られた短冊メニュー。

年季の入った椅子。

そして昭和を感じさせるマッチ。

まるで時間が止まったかのような店内です。

口コミではランチタイムは混雑すると書かれていましたが、この席数ならすぐ満席になるのも納得です。

アクセス&営業時間

店名『中華料理 夢眠(ムーミン)』
住所〒424-0114 静岡県静岡市清水区庵原町131−1
アクセス清水(静岡県)駅出口から徒歩約33分
電話番号054-365-4013
営業時間11時30分~14時00分
17時00分~22時00分
定休日月曜日
駐車場なし
公式情報facebook

目の前にスーパーの「ふれっぴー」やJA清水があります。

メニューは昔ながらの町中華そのもの

店内にはラーメン、炒飯、天津飯、回鍋肉、餃子など定番メニューがずらり。

壁一面に貼られた短冊メニューを見るだけでも楽しくなります。

これだけの種類を一人で作っているとは驚きです。

なお、お店専用の駐車場はありません。

目の前にはスーパー「ふれっぴー」やJA清水があり、近隣で働く方の利用も多いようでした。

中華料理夢眠のメニュー一覧
中華料理夢眠のメニュー一覧
中華料理夢眠のメニュー一覧

メニューが多い!

これだけのメニューをご主人お一人でされているとは・・・。

仕入れや食材の管理も大変だろうになあ。

店主に尋ねるとここは駐車場がないようなのです。

それでもお客さんが結構入ってるのは、目の前に大きなJA清水があるからでしょうかね。

JAの職員さんっぽい方達が歩いて店に入って行くのを目撃しました。

でも職人さんのお客さんも多い気がします。

夜は近所の方が飲みに来るのかな?

中華料理夢眠の昭和レトロな店内 マッチ ご自由にお持ちください
中華料理夢眠の昭和レトロな店内 マッチ ご自由にお持ちください

これもまた昭和なマッチ!

中華料理夢眠の昭和レトロな店内

椅子もまた昭和。

初めて訪れた時は若い女の子が接客、会計などしてましたが、仕事がない時は座って携帯いじっていたので、お孫さんでしょうかね?

バイトしてるのかな?

二回目以降はいませんでした。

以前テレビで紹介されたことがあるようで、その時の動画がFacebookにアップされてましたが、その時は奥様が写っていました。

私が訪れた時はいなかったです。

facebookには「2017年11月より女将が体調不良で入院中のため、店主が一人で、調理⇒出前をさせて頂いております。」とありますので体調を崩されて今はお店に出ていないのかな。

一回目以外は全てご主人が一人で調理、洗い物、接客、会計をしておられました。

これは大変ですね。

料理が提供されるのにも時間がかかりました。

しかし、これは仕方がないことかもしれませんね。

facebookの投稿も2018年10月より投稿がありません。

親父さんの背中の哀愁がたまらんぜ!

もう75歳は超えているはず。

すごいなあ一人で切り盛りするなんて。

チャーシューの旨味が光る炒飯

壁に「炒飯セット(ラーメンと小チャーハン)850円」というのが貼ってあったのですが、炒飯が小だと物足りないかと思い、セットのラーメン大盛りしてもらおうと思ったら、

「セットは安くしてるので大盛りはしていない」ということ。

麺をちょっと増やすだけで、調理工程は変わらないので、セットでもラーメンは大盛りにできるお店がほとんどだと思いますが、こちらはダメでした。

ここは炒飯が推しの様で、お値段は700円。

もしかしたら、炒飯が結構多めなのかもしれないと思い、 ラーメン普通と炒飯にしました。

炒飯到着〜。

中華料理夢眠の人気炒飯

サイズは一般的な炒飯と変わらず。

お味の方は?

この炒飯は自家製チャーシューを作った後の醤油を使って味付けしているとか。

チャーシューの脂と甘味が出ている炒飯。

刻んだナルトもいっぱい入ってる。

ご飯は柔らかめです。

後でわかったのですが、炒飯セットの炒飯はこの単品炒飯の8割ぐらいの量があるらしいです。

となるとセット価格はかなりお得です。

東京ラーメンを思わせる醤油ラーメン

ラーメンは、ご主人曰く

「東京ラーメン」

鶏と豚をベースにしたスープはコクがありながら後味はすっきり。

甘さ控えめで最後まで飲み干したくなる美味しさです。

チャーシューは2日かけてじっくり煮込まれていて、とても柔らか。

炒飯が美味しかった理由も、このチャーシューを食べて納得しました。

中華料理夢眠の醤油ラーメン
中華料理夢眠の醤油ラーメン

スープは甘くなくて私好みです。

鶏と豚をベースにしたスープ。

コクがあって美味しい。

ご主人曰く「東京らーめん」だそう。

このチャーシューがまた柔らかく煮てある。

2日かけて煮込むとか。

このチャーシューが炒飯にも入っていて、煮汁の醤油が炒飯の味のベースになっているとは。

それはうまいわけだ。

回鍋肉飯セットもおすすめ

別の日には回鍋肉飯セットを注文。

豚バラ肉がたっぷり入り、甘辛い味噌ダレがご飯によく合います。

中華料理夢眠の回鍋肉飯セット

セットのラーメンも変わらず安定のおいしさ。

この価格でこのボリュームなら十分満足できます。

中華料理夢眠の回鍋肉飯セット

漬物も付いてます。

ラーメンも安定の味。

スープーが・・・うまい。

ついに謎のメニュー「太呂麺」に挑戦

何度か通ううちに、どうしても気になるメニューがありました。

「太呂メン」

最初は読み方すら分かりません。

注文する時に

「この太呂メンをお願いします。」

と言うと、ご主人は

「ターローメンね。」

と教えてくださいました。

遂に「太呂メン」に挑戦する日がやってきた。

注文する時に読み方がわからなかったので、親父さんに「すみませんこの太呂メンってなんて読むかわかりませんが、これで。」

というと、

「あーターローメンね。」と言ったような気がした。

ちょっと声が小さかったのではっきりなんと言ったかわからなかったのですが、「ターローメン」か「タールーメン」と言った気がする。

大盛りを注文した。

そして餃子も注文した。

到着。

中華料理夢眠名物の太呂麺(ダールー麺)

これが「太呂メン」か!

確認できるのは椎茸と大きめで厚切りの豚肉。

それが、玉子で溶いた餡かけの中に埋まっている。

中華料理夢眠名物の太呂麺(ダールー麺)
中華料理夢眠名物の太呂麺(ダールー麺)
中華料理夢眠名物の太呂麺(ダールー麺)
中華料理夢眠名物の太呂麺(ダールー麺)

よく見ると、分厚い豚肉のスライスが4枚 椎茸2個 野菜はなし 餡のスープ。

それのみのシンプルな具。

肉が大きいのでガツンとくる。

スープはコッテリかと思ったら意外とさっぱり。

麺は細目で黄色が強い色で、ラーメンと同じメンだと思われます。

肉が大きく厚いのでお腹に結構たまります。

大盛りを注文したのですが、親父さんが忘れていたみたいで、普通盛りになってました。

中華料理夢眠の自家製餃子
中華料理夢眠の自家製餃子

餃子はニンニクとニラが効いていてパンチがありました。

人気メニューのひとつだそうです。

店主に聞いた「太呂麺」の由来

食後、お客さんが途切れたタイミングでご主人に尋ねてみました。

「太呂麺って珍しいですよね?」

すると、

「こればかり食べに来るお客さんもいるよ。」

とのこと。

さらに、

「横浜などで修業した時に覚えた料理なんだ。」

と教えてくださいました。

詳しく話を聞きたかったのですが、その後すぐに新しいお客さんが来店したため、残念ながらここまで。

「太呂麺」は中国の「打卤麺」がルーツ?

後でこの「太呂メン」について調べている時に気がついたのですが、これは字が変わってしまったけど「打卤麺(dǎlǔmiàn)」のことではないのだろうか?

日本語で表記するなら「ダールー麺」となるでしょうか?

これなら日本でも出しているお店が多くはありませんが、あることはあります。

「打滷(または”大滷”)」とも書くようです。

きっとこのこの「太呂メン」「打卤麺」が元になっているのではないかと思います。

日本で提供されているダールー麺は、チンゲン菜、白菜、ニンジン、きくらげ、イカ、豚肉、うずらなどの具材が入っているようですが、この「夢眠」さんのは具が二つのみです。

玉子で溶いてある餡かけというところは共通してますね。

具に関してはお店によって違うでしょうね。

まとめ

昭和の空気が今も色濃く残る『中華料理 夢眠』。

ラーメンや炒飯ももちろん美味しいですが、このお店を訪れたならぜひ一度味わってほしいのが「太呂麺」です。

ご主人が長年守り続けてきた味には、他のお店ではなかなか出会えない魅力があります。

町中華が好きな方、珍しい麺料理を食べてみたい方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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