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Segamatで有名な雲吞面ワンタンミー「Sin Yik Kee Wanton Noodles」とは
マレーシア・ジョホール州 Segamat(セガマット) のローカル食文化を語るうえで外せないのが、伝統的な 雲吞麺(ワンタンミー/Wantan Mee) です。
その中でも特に 地元民から長年人気を誇る老舗系雲吞麺屋 がこちら👇
👉 Sin Yik Kee Wanton Noodles
シンプルな看板ながら、昔ながらの味を守り続ける一軒です。地元の人々や旅行者に「セガマットでワンタンミーを食べるならここ!」とおすすめされることが多い人気店です。

はじめまして「おうすけ」と言います。
このブログでは伊豆や静岡の観光スポット、おすすめグルメ、ランチスポットなど色々な分野を紹介しております。
2023年より、かつて暮らしていたマレーシアに戻ってきました。
今後はしばらく、マレーシアの食や文化、言語について、かつて15年以上マレーシア住んでいた私ならではの視点で紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。
そしてまた短期(2023年)で日本に帰国後またマレーシアに戻ってきました。
またちょろっとマレーシア料理の紹介していきます。
アクセス・店舗情報(2店舗の違い)
実はこのSin Yik Kee Wanton Noodlesは2店舗あります。
2軒は親族であることは間違いないですが、親子なのか、兄弟なのかは未確認です。
この親族は他にも3店舗親族経営の似たような名前の店があります。
また別の記事で紹介します。
1軒目はこちら⬇️
2軒目はHo Chak Food Court (好吃美食中心)というフードコート内にあり、Googleマップ上には出ていません。
ですから、Ho Chak Food Court (好吃美食中心)のリンクを貼っておきます。
ちょうどこのHo Chakの看板の下あたりがお店です。
このフードコートの中で売られているので、フードコートが休みの時は休みです。
🍜ワンタンミーとは?マレーシアの中華麺文化
中国語(普通語)では云吞面=yún tūn miàn (ユントゥンミィエン)と発音しますが、広東語の発音だとワンタンメンになります。
『云吞面(ワンタンミー)』の「ミー」というのはマレー語で麺のことです。
もう色んな言語が混ざっちゃってるわけですね。
ワンタンミー(Wantan Mee)は、マレーシアの 中華系麺料理の定番 です。
基本は プリプリの卵麺・チャーシュー・雲吞(ワンタン) を使った一品で、ドライ(汁なし)かスープ付き(スープ麺)を選べることが多いです。
- 🍜 ドライタイプ(汁なし):黒醤油ベースのソースとチャーシューが絡むタイプ
- 🍜 スープタイプ(スープ麺):あっさりスープと一緒の麺
- 🥟 雲吞:豚肉や海老のすり身を包んだ餃子状の具材
セガマッの Sin Yik Kee でも、両方のスタイルが味わえると口コミで評判です。

実は私は『云吞面(ワンタンミー)』そんなに好きじゃないです・・・。
いまだに美味い店を模索中・・・。

マレーシアの云吞面(ワンタンミー)ファンの方がいたら、マジで美味しい店教えて欲しいです!
🍜 Sin Yik Keeの歴史と【張益記】一族
Yik Keeファミリーの経営する店【張益記】はチョン一家三代にわたる最古級のワンタン麺レシピを守り続けている名店であり、「Yik Kee Wan Tan Noodles」として町の中心部で今も営業を続けています。
元々の創業者のお店はJalan Pee Kang Hai, というストリートにあります。
- Yik Kee Wan Tan Mee (Jalan Pee Kang Hai)
- Yik Kee Wan Tan Mee (Jalan Pee Kang Hai)噂だと4代目が経営
- Sin Yik Kee Wanton Noodles 17, Jalan Chia Chin Koon, Kampung Abdullah
- Sin Yik Kee Wanton Noodles Ho Chak Food Court (好吃美食中心)
- Yik Kee Cafe 279D, Jalan Dato Syed Abdul Kadir, Kampung Abdullah
地元の人に聞いても親族ということだけは知られていてあとはあまり詳しいことは伝わってこない。
どこが一番美味しいかというのも聞く人によってまちまちで。
まあでもいずれの店舗にせよ、【張益記】という老舗ブランドは、昔加末の人なら誰もが一度は食べたことがあると言っても過言ではありません。
今日紹介するのはSin Yik Kee Wanton Noodlesの方の2軒。
昔からのファンは古い方のJalan Chia Chin Koon, Kampung Abdullahを推す人もいますが、逆に無足と比べ味が落ちたとか、野菜が入ってないとか、評価が二分しているのも事実。
🍜 Sin Yik Kee Wanton Noodles ワンタンミー実食レビュー(味・価格・正直な感想)
今回はSin Yik Kee Wanton Noodles 17, Jalan Chia Chin Koon, Kampung Abdullahの方を紹介。

お客は私以外全然いません。

お値段は一般的。
メニューはワンタンミーとチキンライスのみ。
ワンタンミー屋でチキンライスがあるのも特徴ですね。
チキンとチャーシューを二つ載せたご飯もあリマス。

テーブルにはワンタンミーには欠かせない、定番の「グリーンチリのピクルス」、「チリのペースト」、「白胡椒」があります。
小皿に別に盛ります。

🍲ワンタンミーのオーダーのコツ
ワンタンミーには大きく分けて二つあります。
ドライとスープです。
私が頼んだのはドライの方です。
基本的にワンタンミーを食べる人はドライを注文する人が圧倒的に多い。
ドライを頼むとスープが付いてきて、その中にワンタンが入ってるパターンが多いです。
店によってはこのドライの麺の上に揚げワンタンの載せている店もあります。
地域や店によって変わります。
以前の記事でワンタンミーとよく似ている(東マレーシアのワンタンミーと言われる)サラワク州のご当地麺『コロミー(Kolo Mee / Kolok Mee)』を紹介しましたが、その麺にも揚げワンタンが載ってます。
🍲Dry(干ガン)” or “Soup(汤タン)
• 「Dry Wantan Mee(ドライ ワンタンミー)」
黒醤油ベースの味がしっかり絡む定番スタイル。
• 「Soup Wantan Mee(スープ ワンタンミー)」
あっさり目のスープで麺と具材を楽しみたい人向け。
※ 店員に “Dry(干ガン)” or “Soup(汤タン)” と伝えるだけでOKです。
着ました。


🍲叉烧 chāshāo(チャーシャオ)
この表面が赤く染められたチャーシュー、中国語では叉烧 chāshāo(チャーシャオ)と呼ばれますが、これが私的には全く美味しくない。
Wikipediaによると
豚肩ロースのブロックに、紅麹で発酵させた米である「紅糟(ホンチョウ、ホンツァオ)」、沙姜粉、 柱侯醤(チューホージャン)、焼き物用椒塩(グラニュー糖、塩、五香粉、揚ニンニク等)に漬けた上で、また略式に作られる場合には、食紅と蜂蜜などを塗って、専用の抗火石を使用した明炉の中で数十分炙り焼いたもので、紅色である。いずれも鉤に吊し、または数十センチの金串(叉)などに刺して焼くことで、効率よく安定した焼き方ができる。
このチャーシューが大体少ししか載ってパターンが多いので、ちょっとがっかりします。
もちろんクアラルンプールやマラッカ、イポーなど行くともっと色々な具が載ってたりもしますけどね。

麺は店によって違います。

このスープに入ってるワンタンが最高!といきたいのですが、そんなこともないです。
スープがめっちゃ淡白で、味が薄い。
でも、この薄味が地元の人が好きな味なんですね。

文句言いながらも完食しました。
また美味しいワンタンミーを探していきたいと思います。
👍 Segamat で“本格ワンタンミー”を楽しむなら
地元の雰囲気を味わいながら、リーズナブル価格で伝統の雲吞麺を食べたい人にぴったりなのが Sin Yik Kee Wanton Noodles。
シンプルながら飽きない味が、ローカルの常連客を生み続けています。
📌余談:実はSin Yik Kee Wanton Noodles Ho Chak Food Court (好吃美食中心)の方が美味しい
上記で紹介した四番目の
Sin Yik Kee Wanton Noodles Ho Chak Food Court (好吃美食中心)の方が人気があるような気がします。
こちらの方には今回紹介した店にはない辛いワンタンミーがあるのです。
次回このHo Chak Food Court (好吃美食中心)の方を紹介します。

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