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「静岡おでん」とは?普通のおでんとの違い・5つの特徴・歴史をわかりやすく解説

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皆さんは「静岡おでん」を食べたことがありますか?

静岡県のご当地グルメとして全国的に知られる静岡おでんは、

真っ黒なスープに黒はんぺんや牛すじなどをじっくり煮込み、

青のりとだし粉をかけて食べる独特のおでんです。

最近ではテレビや雑誌などでも「静岡おでん」「しぞーかおでん」として紹介される機会が増え、

県外から訪れる観光客にも人気のグルメになっています。

今回、本当は老舗「白鳥食堂」さんをご紹介する予定だったのですが、

記事を書いているうちに「そういえば自分も静岡おでんについて詳しく知らないな……」と思い、改めて調べてみることにしました。

この記事では、静岡おでんとはどんなおでんなのか、普通のおでんとの違いや歴史、特徴について詳しくご紹介します。

『静岡おでん』とは?

実は私は静岡県東部の出身ですが、大人になるまで「静岡おでん」という存在をほとんど知りませんでした。

「静岡県民なのに知らなかったの?」と思われるかもしれませんが、実は静岡県東部では私のような人は珍しくありません。

というのも、静岡県東部は食文化も関東の影響を強く受けており、一般的に家庭やコンビニ、お店で食べるおでんは関東風だからです。

つまり、「静岡おでん」と呼ばれるスタイルが根付いているのは、主に静岡市周辺の中部地域。

静岡県民すべてが日常的に静岡おでんを食べているわけではないのです。

静岡おでんの5つの特徴

では、「静岡おでん」と呼ばれる条件とは何なのでしょうか。

静岡おでんの会のウェブサイトによると【 静岡おでん五ヶ条 】というのがあるらしい。

① 黒はんぺんが入っている

静岡おでんには欠かせない存在が「黒はんぺん」。

静岡県外では見かける機会が少ないため、「何それ?」という方も多いかもしれません。

② 黒いスープで煮込む

牛すじなどから出る旨味が溶け込んだ黒いスープで、じっくりと煮込まれるのが特徴です。

見た目はかなり濃そうですが、実際に食べてみると意外とあっさりしています。

③ 串に刺してある

具材の多くが串に刺されているため、とても食べやすく、昔から屋台や駄菓子屋でも親しまれてきました。

④ 青のり・だし粉をかけて食べる

静岡おでんならではの食べ方です。

食べる直前に青のりとだし粉をたっぷりかけることで、魚介の風味がさらに引き立ちます。

⑤ 駄菓子屋でも売られている

これだけ少し不思議な条件ですよね。

「駄菓子屋にもある」と言われると、「駄菓子屋以外でもいいの?」と思ってしまいます(笑)。

おそらく静岡おでんの文化を語るうえで、駄菓子屋の存在が欠かせないという意味なのでしょう。

静岡おでんの歴史

静岡おでんの会によると、その歴史は大正時代までさかのぼります。

戦後の食糧難の時代、それまで利用されていなかった牛すじや豚モツを煮込んで食べるようになったことが、現在の静岡おでんの始まりとも言われています。

また、焼津や由比など新鮮な魚が水揚げされる港が近くにあり、練り製品づくりが盛んだったことも、静岡独自のおでん文化が発展した理由の一つです。

昭和30年代には静岡市中心部に100軒以上ものおでん屋台が並び、多くの人で賑わっていました。

その後、都市開発によって屋台は姿を消しましたが、現在でも「青葉おでん街」や「青葉横丁」として、その文化は受け継がれています。

さらに、静岡おでんは「居酒屋系」と「駄菓子屋系」の2つに大きく分けられ、子どもから大人まで幅広い世代に愛され続けています。

黒はんぺんとは?

静岡おでんを語るうえで欠かせないのが「黒はんぺん」です。

黒はんぺんは、サバやアジ、イワシなどの青魚を骨ごとすり身にし、塩やでんぷんなどを加えて熱湯でゆでた静岡ならではの練り製品です。

白いはんぺんとは違い、魚の旨味がしっかり感じられ、弾力のある食感が特徴。

骨ごと使われているため、少しザラッとした独特の口当たりがあります。

個人的には、魚のつみれを少ししっかりさせたような食感だと思っています。

黒はんぺんはお土産にも人気

私の母は東北地方の出身なのですが、帰省するときには必ず黒はんぺんをお土産として持って行っていました。

子どもの頃は「なぜわざわざ黒はんぺんを?」と思っていましたが、大人になった今ではその理由がよく分かります。

静岡以外ではなかなか食べられない、まさに地域ならではの味だからです。

ちなみに黒はんぺんは、おでんだけでなくフライにしても絶品。

スーパーでも気軽に購入できるので、静岡を訪れたらぜひ買って帰って、ご家庭で黒はんぺんフライを楽しんでみてください。

静岡県内ならどこでも静岡おでん?

Wikipediaには「静岡県民は白いはんぺんを見ると驚く」というような内容が紹介されています。

しかし、少なくとも私が育った静岡県東部ではそんなことはありません(笑)。

白はんぺんはスーパーでも普通に売られていますし、家庭でも食べます。

コンビニのおでんも白はんぺんが一般的です。

もちろん黒はんぺんも普通に売られていますが、「静岡県民は黒はんぺんしか食べない」というわけではありません。

こうした違いも、静岡県の地域ごとの食文化の面白いところだと思います。

静岡おでんの4か条め目に、「青海苔、だし粉をかけるというのがある。

これも、他県の人には「え?」ってなるでしょう。

これは、静岡B級グルメの代表「富士宮焼きそば」を食べる時も同じ様な食べ方をします。

これをかけることによって魚の独特の風味が増し、最高の味に仕上がるのです。

静岡では味噌汁やラーメンのスープなんかに入れている家庭も多く、いい風味と出汁が効いたいい味になるので人気です。

まとめ

静岡おでんは、黒いスープに黒はんぺんや牛すじを煮込み、青のりとだし粉をかけて食べる静岡市周辺で発展したご当地グルメです。

一方で、静岡県内であっても地域によって食文化は異なり、東部では一般的なおでんを食べて育った人も少なくありません。

だからこそ、静岡市で初めて本場の静岡おでんを味わったときは、「これが静岡おでんか!」と新鮮な驚きを感じました。

次回は、そんな静岡おでんを昔ながらの雰囲気で味わえる老舗『白鳥食堂』をご紹介します。

静岡おでんが梅ヶ島温泉で食べれちゃう。湯元屋

わさびの発祥の地は静岡にあった!「うつろぎ」

「あじぶか」

投稿者

awe_someworks@outlook.com
2006年からマレーシアを拠点として暮らしている おうすけ といいます。 10代の頃から外国にあこがれ旅をし、20代で東南アジアに拠点を移し、とにかく世界の色々なところを見て色々な文化に触れたいと思い、いくつかの国を訪れました。 東南アジアの独特な雰囲気に魅せられ、文化を調べたり、言語を学んだり、写真に収めたりしてきました。 2019年に日本へ一時帰国していた時にコロナが始まり、そのまま日本に3年ほど滞在。 しかし、日本へ帰国した時ふと思いました。 あんなに興味のなかった日本ってめちゃくちゃいい国じゃん…… もっと日本のこと知りたい、もっともっと日本の行ったことのない場所に行ってみたいと思うようになりました。 2019年、東南アジアから帰国し、始めた仕事で一年ほど伊豆地方全体を回る機会がありました。 伊豆の山奥に突如広がる山葵田(わさびだ)、林と林の間から見える水平線、毎日見ても毎日感動してしまう夕日、小さくても膨大な量の水を吐き出す滝、太陽に照らされて金色に輝く稲田、毎日表情を変える富士山… 伊豆という素晴らしい場所が身近にありながら全く伊豆の事を知らないということに気がつきました。 もっと伊豆の事を知りたい。 伊豆の美味しい食べ物や素敵な場所を自分の目で見て、食して、調べて、そして写真に収めたいと。 そして、おこがましくも日々伊豆地方の観光地や飲食店、宿泊施設で日々奮闘する人々に少しでも貢献できればと思いました。 それでこのブログを立ち上げました。 伊豆のおでかけスポット、グルメ、自然、人々など色々な分野を紹介していけたらと思っています。 伊豆を回って旅する『伊豆活』と称し活動していきます。 そして、2023年に再びマレーシアへ戻りました。 これからは東南アジアの情報なども合わせてシェアしていきたいです。 このブログを通して、誰かの日常を特別な非日常にできる事ができたらと思っています。 よろしくお願いします。

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