『チェンマイ2日目』①|ハシゴ麺一軒目でタイの麺『クイッティアオ(ก๋วยเตี๋ยว)』について考える

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二日目は朝から麺をいただく。

チェンマイの朝は遅く、人気店や有名店は昼前にならないと開かない店が多い。

地元の人が仕事に行く前にテイクアウトしたり、さっと食べていく店などは当然あるのだろうけど、観光地エリアの旧市街地近辺にはあまりない。

まずは麺で腹ごしらえして、今日はチェンマイの麺屋さんを回っていこう。

おうすけ

はじめまして「おうすけ」と言います。
このブログでは伊豆や静岡の観光スポット、おすすめグルメ、ランチスポットなど色々な分野を紹介しております。

2023年より、かつて暮らしていたマレーシアに戻ってきました。
今後はしばらく、マレーシアの食や文化、言語について、かつて15年以上マレーシア住んでいた私ならではの視点で紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。時々マレーシア近隣の国へ行くのでそのリポートもします。今回はタイのチェンマイの情報です。

『クイッティアオ(ก๋วยเตี๋ยว)』

若干前の日の酒が残ってる朝はさっぱりとしたスープ系の麺が食べたいおじさんです。

朝は開いてる店が少ないのでちょいと遅めに活動し始めたのですが、それでもやっぱりなかなか開いてる店が少ない。

一軒小さな麺屋さんを発見したので入ってみました。

メニューも英語が書いてあって解りやすい。

『クイッティアオ(ก๋วยเตี๋ยว)』の注文のし方

タイでは麺料理を『クイッティアオ(ก๋วยเตี๋ยว)』という様です。

以前の記事、「マレーシアの麺料理の色々」というシリーズ記事で説明しましたが、マレーシアではクイッティアオというと、米粉で作った平たい麺「粿条 Kueh Teow or Kueh Tiao(グオティアオ)」になりますが、タイでは麺料理全体を『クイッティアオ(ก๋วยเตี๋ยว)』と呼ぶみたいですね。

おそらくこの名前も中国語の粿条(Guǒ Tiáo)からきているような気がしますけどね。

タイの麺料理屋さんもマレーシアと似ていて、麺やスープ、具を選んで注文できます。

マレーシアの麺の種類や注文の仕方はこちら↓の記事で紹介しています。

メニューを見てみますと・・・

二番目のセクションのところに「Noodles」と書かれていて、そこにスープの種類が書かれています。

この店は4種類ほどの味があって、それぞれスープとドライがあります。

私はタイ語わからないのでこの表記だとスープの味の違いはよくわからないので、誰かわかる方教えて下さい。

特に、普通のトムヤムと一番下のトムヤムとエンタフォーの違いがはっきりわからないです。

エンタフォーというのもマレーシアに似た名前の料理があって、由来も同じと考えられます。

しかし、見た目、味は全く違います。

マレーシアの方は「酿豆腐(ヨンドウフゥ)niàngdòuと言います。

以前の記事で「酿豆腐(ヨンドウフゥ)niàngdòuについてちょっと説明していますので、興味ある方は下の記事をご覧下さい。

おそらくルーツは同じ料理だけど、タイでは”エンタフォー”と呼ばれ、マレーシアでは”ヨンドウフゥ”と呼ばれる。

どちらも中国から伝わったと考えられる。

食って本当に興味深いですね〜。

そしてメニューの一枚目の一番下のところに「麺」と書かれています。

メニューに載ってる麺の種類はこんな感じです。

麺の種類
センレック(クイッティアオ)中細米粉麺เล็ก
センヤイ(クイッティアオ)幅広米粉麺ใหญ่
バミー中華卵縮れ麺บะหมี่ 
ギャオワンタンเกี๊ยว
ウンセン緑豆春雨วุ้นเส้น
センゲーオ海藻麺เส้นแก้ว 

タイには他にももっと色々な麺の種類があります。

マレーシアに比べて米粉麺や芋系、海藻系の麺が多いのが特徴ですね。

でも基本的な麺の作り方、原材料はタイもマレーシアも一緒。

やっぱりルーツは中国ですかね。

なんてことを朝から色々考えていたら、どんどん時間が過ぎますわ。

今回注文したのは、中華卵縮れ麺のバミーで、Grilled Red Pork Soupを選びました。

チャーシューが載ったシンプルな麺です。

日本のラーメンと違って味は濃くなく、量も日本のラーメンと比べると半分以下でしょうか。

中華卵縮れ麺は日本の中華の麺そのものです。

チャーシューもさっぱりでマレーシアのワンタンミーに似てます。

味はほぼ一緒だけど、タイの方がスープのストックというか出汁というか、ベースがしっかりしてる。

それに、テーブルにある調味料、5種類ぐらいある調味料で自分でアレンジできるので、多少薄味でも自分好みの味に。

っていうか改めてタイの食も華人の影響を多大に受けているのだなあと改めて感じました。

さて、ここからはレンタルしたバイクで新しい店を開拓しながら、以前通った店の確認作業しながら次の麺屋を探そう。

この朝ごはんの店からそれほど遠くないところに賑わっている店が何軒か並んでいるのを発見。

チェンマイの旧市街のお堀の中のお店は結構制覇したつもりだったけど、こんな有名店を見逃していたとは・・・。

次回、たまたま発見したお店はミシュランの星付き???麺屋を紹介します・・・。

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