ネットで地元の人気店を探していると、ホテルの近くに「Bánh canh|バイン・カン」の人気店があることを知り、朝から食べに行ってきました。
「Bánh canh|バイン・カン」とは太くて短い、うどんのような形状の米粉麺の入ったスープ麺。
Bánh:粉を使った料理(パンや麺など広い意味)
Canh:スープや汁物

はじめまして「おうすけ」と言います。
このブログでは伊豆や静岡の観光スポット、おすすめグルメ、ランチスポットなどを紹介しております。
2023年より、かつて暮らしていたマレーシアに戻ってきましたので、今後はしばらく、マレーシアの食や文化、言語についての記事を中心に、マレーシアに長年住んでいた私ならではの視点で書いていきたい思います。
よろしくお願いします。
今回は恒例の3ヶ月に一回マレーシアから近隣の外国に旅に出る企画でベトナムのニャチャン(英語表記だとナトラン=Nha Trang)を訪れた記事を紹介します。
コンテンツ
「Bánh canh|バイン・カン」とは
「Bánh canh|バイン・カン」の特徴
- スープベース
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Bánh canh のスープのベースは、バリエーションによって変わりますが、「肉や魚介のダシ」を使った濃厚なスープが主流です。
- 麺
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太くて短い、うどんのような形状の米粉麺。食感はもちもち&つるつる、タピオカ粉が入っていると特にもっちり!
- 具
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具としては、蟹肉、蟹爪、豚足、ゆで卵、豚足、豚肉のスライス、時々血豆腐(huyết)、魚のすり身団子、揚げ魚、青ネギなど地域やお店によって様々です。
トッピング:パクチーや青ネギ、フライドオニオン、唐辛子など。
ライムを絞ってさっぱりさせるのが定番。
「Bánh canh|バイン・カン」のスープの種類
Bánh canh cua:蟹入り(🦀 濃厚で人気)
Bánh canh giò heo:豚足入り(🐷コラーゲンたっぷり)
Bánh canh chả cá:魚のすり身団子入り
Bánh canh tôm thịt:エビと豚肉入り
味の特徴は他のベトナム麺料理(フォーやブン)よりとろみがあるスープが多め。
今回食べた「Bánh canh|バイン・カン」のスープはBánh canh chả cá:魚のすり身団子入りと思われます。
アクセス&営業時間

外観はこんな感じです。

メニュー
メニューはいたってシンプル。

麺は一種類のみのようで。
上から
「Bánh canh|バイン・カン」
「Bánh canh hộp|バイン・カン・ホップ」持ち帰り用
「Súp bánh mì|スップ・バイン・ミー」 パンとスープのセット
「Đĩa chả|ディア・チャー」 練り物の盛り合わせ(麺に追加する用)
「Bánh mì|バイン・ミー」 いわゆる普通のバインミー
「Bánh canh|バイン・カン」実食!
私が入店した時は人で溢れていたのですが、その後麺を食べている間にどんどん人が減り、結構席は空いてました。

テーブルにはチリソース、青い唐辛子、ライムが置かれていました。

ライムやチリで味変するのが定番の様です。
着ました。

なんと拍子抜けしてしまうぐらいシンプル麺・・・。
日本のラーメンならともかく外国の麺類で小口ネギがこんなに浮かんでいるのは珍しい。
スープはクリア。
下から麺を掬い上げると、結構具がいっぱい入っている。


それでも麺の量は少なめで朝ごはんにはちょうどいいかも。
確かにこれでパンを追加してスープに浸して食べたらちょうどいい量になるのかな。
麺に入っているタピオカから滲み出たデンプンのせいなのかスープが若干とろみがあります。
スープはさっぱりなんだけど、色々な魚介の出汁が出まくっていて美味い。


おすすめの一杯です!