静岡の清水区にある新潟発祥『長岡生姜ラーメン』を今風にアレンジした麺屋がある。
『長岡生姜ラーメン』というのを食べたことも聞いたこともないので、どんな味か想像もつかない。
新潟近辺の人達にはよく知られた味なんでしょうか?
しかも、『長岡生姜ラーメン』を今風にアレンジした、とお店を紹介しているので、伝統の『長岡生姜ラーメン』ともまた違う味ということか。
最初の店舗が清水駅近くにあった頃に何度かトライしようとしたが、駐車場がいっぱいだったり、時間が合わなかったりで行けず頓挫していた。
その後、「パチンコPLAZA」の店舗の中に移転。
一体どこから入るのかわからんし、パチンコ屋ってのも入りにくいし・・・ってことでなかなか行けずにいた・・・・
が!しかし!
仕事で近くに来たので思いきって突撃してみた!
はじめまして「おうすけ」と言います。
このブログでは伊豆や静岡の観光スポット、おすすめグルメ、ランチスポットなどを紹介しております。
2023年より、かつて暮らしていたマレーシアに戻ってきましたので、今後はしばらく、マレーシアの食や文化、言語についての記事を中心に、マレーシアに長年住んでいた私ならではの視点で書いていきたい思います。
よろしくお願いします。
2024年現在、短期で日本に帰国したので、少し日本の記事を。しばらくの間「伊豆活」再開します。
アクセス&営業時間
住所 〒424-0037 静岡県静岡市清水区袖師町982−2
TEL ー
営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜日、水曜日
お店のXアカウントの情報によると現在の店舗での営業は終了し、2024年8月上旬 希望ヶ丘移転だそうです。
営業時間 平日11時~14時、18時~21時 土日11時~16時 定休日:月火曜(月曜祝日の場合は火水曜)
神奈川県横浜市旭区中希望が丘108−34
現在の店舗での営業は終了し、2024年8月上旬 神奈川県の希望ヶ丘移転だそうですのでパチンコ店内での詳しい店舗の場所については触れません。
メニュー
『長岡生姜 醤油』『まぐろたたき丼』+『替え玉』
初めてなので何を注文したら良いのかわからず券売機の前で悩んでいると、次のお客さんが・・・・。
二人組のサラリーマン風の人に先に購入してもらって後ろからメニューを改めて眺める。
ちょっとみただけではよくわからないメニューがあり、プチ混乱。
しかも先に列を譲った二人の会話でますます混乱し、まぐろたたき丼が50円と勘違いしてしまった。(よく考えたらそんな安いわけがないが)
結局変な食券の買い方をしてしまい、お店の方に半ギレされる・・・。
すみません。
とにかく自分が食べたかったのは、『長岡生姜 醤油』『まぐろたたき丼』+『替え玉』で、それに見合う食券を買っていなかった様で、お金を追加で払って下さいと言われたのですが、細かいお金がなく・・・・。
ワンオペしている忙しそうな店主に更に迷惑かけることに・・・。
そりゃキレるわな。
最悪のスタート。
とりあえず後でお客が落ち着いてから店主が食券機で両替してお釣りをくれるみたいなので、麺の到着を待つことに。
どん!
な、な、な、なんという綺麗なスープと盛り付け!!
プースーが半透明で心をくすぐるのだ。
ツンとくる生姜の香りが鼻の奥を刺激してくるのだ。
まだ麺を食べてもいないし、スープを啜ってもいない時点から一目惚れしてしまったのだ。
これ絶対うまいやつじゃん。
器の淵に描かれた模様も素敵です。
スープは生姜が結構効いていてパンチがある。
でも塩味は強いわけではなくちょうど良い。
出汁もしっかり感じられ、私の中ではドンピシャな味。
生姜が油を流してくれるさっぱり感と、生姜の辛みの刺激がループでたまらん。
以前は追い生姜もできたみたいですが、今は特に張り紙などしてありませんでした。
新潟付近ではこの生姜の効いたラーメンあるのかもしれませんが、この辺ではなかなか食べられない味に終始興奮。
生姜が効いて体も温まりそう。
麺はこんな感じでツルツルしてますが太めなので若干ゴワッとした感じかと思いきやそうでもなく。
硬めに茹でてあってコシもあって私の好みにドンピシャ。
スープも麺も両方ドンピシャってなかなかないけど、ここのはどっちもハマりました。
チャーシューは薄く切られた脂抑えめのロース?のものですが柔らかいながらもトロリではなく口の中でゆっくりとバラけていく感じ。
このスープにピッタリ。
そしてメンマの量。
厚みがあるのでコリコリした食感がたまらない。
ネギとか海苔とかのトッピングがほどよい感じでラーメンをサポート。
麺も太めで硬めに茹でてあるのと加水高めでスープを吸わずに食感を保ち嬉しい。
ちょうどいい頃合い、食べ終わるか食べ終わらないかのタイミングでお店の方が「替え玉」を出してくれます。
よく見ると麺に何かが練り込まれていますね。
全粒粉ですかね?
いやあ、やっぱり器がいいなあ・・・
そして『まぐろたたき丼』。
「肉飯(350円)」+50円なので合計400円。
私はあまり魚ものは食べない方なんですが、食券を買うときに前のサラリーマン二人が会話していて、「え?まぐろたたき丼が50円だって!」と言っていた。
私はえ?そうなの?めっちゃお得じゃん、と勘違いし、これしかない!と・・・。
ちゃんと張り紙の説明を読まずに『まぐろたたき丼』のために50円券を購入。
お店の人に食券を渡す時に?な顔されて、ため息つかれ、窮地に追い込まれる。
丼!
最初はラーメンを食べる時にまぐろ丼って合うのだろうか?と思ったけど、これが不思議、この生姜ラーメンのお供に決して邪魔せず、いやむしろサポートしております。
さすが清水港のお膝元、鮪も美味しいですね。
まぐろ丼と替え玉で結構量食べたけど、生姜のおかげかサッパリ。
これでカロリーゼロ。
『長岡生姜 塩』『ねぎ肉丼』
次の日も来てしまった。
塩が食べてみたくなったのです。
これまたいい感じのスープ。
生姜の香りが漂います。
「塩」は器の模様が赤なのか!
真ん中のナルトがいい感じだぜ。
スープはほんのり黄色がかった半透明。
お味は塩も生姜がバッチリ効いていて最高。
塩味の方がより生姜を感られて私は塩の方が好きかも。
『ねぎ肉丼』
厚めのチャーシューがゴロゴロっと入ってる。
太めのネギの辛味と硬さが若干気になるけど、美味しいです。
通常ラーメン屋にはこの手の丼肉系飯があったりして、自分もラーメンにはこれだよねえなんて思っていたんですが、前の日にまぐろたたき丼を食べていたので、なんか無性にまぐろたたき丼が恋しくなってしまった。
なんかまぐろたたき丼の方がこの生姜のパンチの効いたラーメンにはいいのかもなんて思いました。
移転情報
『中華そば ながおか』さんは、神奈川県横浜市の人気ラーメン店『ハイパーファットン』の静岡支店の様です。
『ハイパーファットン』の支店言えば、2020年6月に静岡でオープンした『マゼの極みTHE FATTON』があります。
『ハイパーファットン』や『マゼの極みTHE FATTON』とは全く違う系統のラーメンなので同じグループの経営ということで驚きました。
長岡生姜ラーメンというこの辺ではないラーメンを提供しているということで人気もあったのですが、2024年8月で神奈川に移転してしまうとのこと。
なんとも残念・・・。