今回紹介するのは、マレーシア・ジョホール州の田舎町 Buloh Kasap(ブロ・カサップ) にある、創業1935年の老舗ワンタンミー店 「Kim Siew Wantan Noodles(キムシュー)」。
この店があるのはかなり小さな町のさらに外れの町にあるので、ネットなどでも情報はあまりありません。
しかし、地元の人が入れ替わり立ち替わり訪れる人気店です。
ワンタンミーという麺はマレーシアの全土で華人に人気のある麺です。
大体どこの地域に行っても、華人がいるところであればこのワンタンミーのお店を見つけることができます。
以前の記事でも何軒か紹介しました。
Segamatという町でその中でも特に 地元民から長年人気を誇る老舗系雲吞麺屋 がこちら👇
Sin Yik Kee Wanton Noodles Ho Chak Food Court (好吃美食中心)
ワンタンミーという麺がどんな麺料理なのかは、上記の2つの記事で詳しく書いてます。

はじめまして「おうすけ」と言います。
このブログでは伊豆や静岡の観光スポット、おすすめグルメ、ランチスポットなど色々な分野を紹介しております。
2023年より、かつて暮らしていたマレーシアに戻ってきました。
今後はしばらく、マレーシアの食や文化、言語について、かつて15年以上マレーシア住んでいた私ならではの視点で紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。
そしてまた短期(2023年)で日本に帰国後またマレーシアに戻ってきました。
またちょろっとマレーシア料理の紹介していきます。
コンテンツ
他店とは一線を画すKim Siew Wantan Noodles(キムシュー)」の魅力
ワンタンミーは、正直どこで食べても似たような味になりがちです。
しかし Kim Siew Wantan Noodles(キムシュー)」は違います。
- 麺が明らかに他店と違う
- ワンタンが手抜きされていない
- 1935年創業、現在は3代目が店を守る
この3点だけでも、期待値はかなり高まります。
それでは、さっそく実食レビューへ。
アクセス・店舗情報

🍜ワンタンミーとは?
中国語(普通語)では云吞面=yún tūn miàn (ユントゥンミィエン)と発音しますが、広東語の発音だとワンタンメンになります。
『云吞面(ワンタンミー)』の「ミー」というのはマレー語で麺のことです。
もう色んな言語が混ざっちゃってるわけですね。
ワンタンミー(Wantan Mee)は、マレーシアの 中華系麺料理の定番 です。
基本は プリプリの卵麺・チャーシュー・雲吞(ワンタン) を使った一品で、ドライ(汁なし)かスープ付き(スープ麺)を選べることが多いです。
- 🍜 ドライタイプ(汁なし):黒醤油ベースのソースとチャーシューが絡むタイプ
- 🍜 スープタイプ(スープ麺):あっさりスープと一緒の麺
- 🥟 雲吞:豚肉や海老のすり身を包んだ餃子状の具材
🍜 「Kim Siew Wantan Noodles(キムシュー)」メニューと麺の種類

メニューは非常にシンプル。
麺の種類は2種類
幼麺(yòu miàn/ヨウミエン)
- 「幼い=細い」という意味
- マレーシアでは細麺を指すが、この店の幼麺は意外と太め
麺薄(miàn báo/ミエンバオ)
- 平たくて薄い麺
- 食感が全く異なるため、好みが分かれる
ここに スープ(湯) or 汁なし(干) を選びます。
生麺や生ワンタンも販売しており、それを目当てに訪れる地元客も多いです。
下の方に書かれているのは飲み物です。
🍜 「Kim Siew Wantan Noodles(キムシュー)」 ワンタンミー実食レビュー
今回注文したのは、地元民定番の
幼麺(ヨウミエン)+汁なし(干)。
この店では、スープ麺を食べている人はほとんど見かけません。
見た目からして優勝
着丼した瞬間、思わず声が出ます。

タレと脂をまとって、テカテカと光る麺。 これぞワンタンミーの醍醐味。
味はやや濃いめで、しっかりパンチがあります。
麺が主役
麺は日本のラーメンに近い食感で、
- もちもち
- コシが強い
一般的なワンタンミーの細麺とは別物。
具材もしっかり
- 定番の赤いチャーシュー
- 豚肉の切り身
汁なしを注文すると、ワンタン入りスープが別で付いてきます。
ワンタンがちゃんとうまい

小ぶりながら、具がしっかり詰まったワンタン。
スープもありがちな「味がほぼ無いタイプ」ではなく、きちんと旨味があります。

スープもしっかりと味がしていて美味しい。
通常のお店は味がほぼ無いうっすいスープが多いのでこれもまた嬉しい。

麺もっちもち。
赤いチャーシューに加えて、豚肉の切り身も入ってました。

🍜 ワンタンミーに欠かせない名脇役
ワンタンミーと一緒に必ず出てくるのが、
青唐辛子のピクルス。
これを少しずつ麺に加えながら食べるのが、ローカル華人流。
これがまた、最高に合う。

こんな感じがこの辺のローカル華人の朝ごはんです〜。

まとめ|わざわざ行く価値のある老舗
- 創業1935年、約90年続く老舗
- 自家製の太め麺が唯一無二
- ワンタンもスープも手抜きなし
観光地でも有名店でもありませんが、 「本物のローカルワンタンミー」を食べたい人には間違いなくおすすめの一軒です。
ジョホール州を車で移動する機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。
