ニャチャンの名物麺はこれ!『Bún Cá Năm Beo』でクラゲ入り「Bún cá(ブンカー)」を食べてみた

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ニャチャンの名物麺といえば、海の幸を使った「Bún cá(ブンカー)」ですが、特にクラゲ入りのBún cá**は、この街で一度は食べておきたいローカルフードです。

今回は、地元の人から人気がある『Bún Cá Năm Beo』を訪れて実食してきました。

初めてニャチャンに来る人でも分かりやすいよう、注文方法や味の特徴をまとめて紹介します。

おうすけ

ニャチャン名物「Bún cá(ブンカー)」とは?

● Bún=細い丸麺(米麺)

● cá=魚

魚介の出汁で食べる米麺のこと。

ニャチャンは海沿いの街なので、海鮮の旨味を生かしたBún cáが名物。

魚の切り身やすり身、クラゲ、トマト、ネギなどが入ったあっさりスープが特徴です。

● なぜクラゲ?

クラゲ漁が盛んな地域で、昔から日常的に食べられてきた食材。

“コリコリ食感”がアクセントになり、スープの優しい味と相性抜群です。

過去の記事で他のベトナム麺料理のおすすめ紹介してます。

ベトナム ニャチャン|『Thái Thanh Quán』ニャチャンでは珍しいベトナム北部の料理を食べれるお店

ベトナム ニャチャン|『Bánh canh Cô Hà』バイン・カンはもちもち&つるつるのタピオカ入り米粉麺

訪れた店『Bún Cá Năm Beo』について

● 地元民に愛されるローカル人気店

ニャチャンの中心部からアクセスしやすく、朝から常に混んでいる人気店。

観光客だけでなく、地元の人が多いのも信用の証。

アクセス&営業時間

メニューと注文方法|Bún と Bánh canh の違い

Bún Cá Năm Beo のメニュー

メニューはとてもシンプル。麺の種類を選んで注文するだけです。

● Bún(ブン)

細い丸麺で、軽い食感。喉越しが良い。

● Bánh canh(バインカン)

タピオカ粉や米粉を混ぜて作る太い麺。

モチモチで、マレーシアのラクサ麺に近い印象。

今回はクラゲ入りのBún cáを食べたかったので、写真を見せながら注文しました。

(英語も中国語も通じず…画像が最強の武器!)

価格(2025年3月時点)

  • 小サイズ:40,000ドン(約234円)
  • 大サイズ:50,000ドン(約292円)

マレーシアの麺料理と比べても同じくらいの価格帯。

日本から来た人には“激安”の印象でしょう。

実食レビュー|クラゲ入りBún cáはどんな味?

ついに麺が到着!

丼からクラゲがぷかぷかと浮き、見た目は正直ちょっと独特…。

“クラゲが入ったBún cá のアップ写真”

クラゲが浮いている!!

正直決して美味しそうな見た目ではない・・・。

早速行ってみよう。

“クラゲが入ったBún cá のアップ写真”

すごいコリコリしていて特別な食感。

味は特にないので、食感を楽しむ感じ。

でもスープがとても美味しい!

色々な具材から出汁が出まくって、こんなにさっぱりしているスープなのに、満足感たっぷり。

“ニャチャンのローカル麺料理Bún cá”

麺はコシがないシラタキみたいであんまり好きなタイプの麺ではないけど、魚の切り身、魚のすり身、玉ねぎ、ネギなどかなり満足感をもたらしてくれる。

麺は「Bánh canh(バインカン)」の方にしてみても良かったかも。

“ニャチャンのローカル麺料理Bún cá”

● スープ

めちゃくちゃ美味しい。

魚介の旨味がしっかり出ているのに、すっきりした後味。

朝ごはんにもぴったりです。

● 麺

シラタキのようにコシが弱め。

個人的には太麺のバインカンでも良かったかも。

● 具材

  • コリコリ食感のクラゲ
  • 魚のすり身
  • 魚の切り身
  • ネギ、玉ねぎ 満足感のある内容!

● 卓上調味料の正体

茶色いペーストが気になり一口味見……

Mắm tôm(発酵エビペースト) or **Mắm ruốc(発酵小エビペースト)**の可能性大。

発酵食品特有のパンチのある香り。

好き嫌いは分かれるけど、少量なら旨味UP。

“卓上のMắm tôm 発酵エビペースト”

Mắm tôm(マムトム)でしょうか。それともMắm ruốc(マムルオック)

マムトムは、ベトナムの調味料で、エビを塩漬けして発酵させたペースト状のものです。

Information

【特徴】

発酵工程を経ると、濃い紫色と独特の強い香りが生まれます

ベトナム中部の港町ダナンが発祥

特有の臭みがあり、クセになる美味しさ

生春巻きや温野菜などの付けダレとして使われる

ちょっと舐めただけで口中に魚の香りが充満する。

かなり塩気が強い。

店内にあった“魚介の乾き物”は何?

麺を作っている店主の周りには、干した魚介のような乾物がたくさん。

料理に使うのか、お土産なのかは不明でしたが、

海辺の街ならではの光景で面白いポイントです。

乾き物のおつまみとかおやつみたいなやつなのかな?

まとめ|ニャチャンでクラゲBún cáを食べるなら『Năm Beo』!

スープが旨い

クラゲの食感が楽しい

価格が安い

ローカル感満点

ニャチャンでBún cáを食べるなら、まずここをおすすめします。

次回はBánh canhバージョンも試したいところ!

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