一軒目の朝ラーメンを終え、次に目的もなく旧市街の中をレンタルバイクでテクテク。
ちなみに今回の私の相棒は「ヤマハ | YAMAHA キュービックス | QBIX」
このポップな色とスタイルときたらたまらん。
このティファニーブルーに黄色。
素敵。
このバイクでブイブイ言わせていると、数軒飲食店が並ぶエリアがあり、その中にこのバイクと同じ様な色の店舗があるではないか!
この色使いはタイ人が好きなやつ。
タイ語の文字も相まって可愛い雰囲気になってる。
このエリアなんだか朝の割には他の場所と比べバイクや車が多い。
もしかしたら人気店が並ぶ場所なのかな。
早速入ってみた。
はじめまして「おうすけ」と言います。
このブログでは伊豆や静岡の観光スポット、おすすめグルメ、ランチスポットなど色々な分野を紹介しております。
2023年より、かつて暮らしていたマレーシアに戻ってきました。
今後はしばらく、マレーシアの食や文化、言語について、かつて15年以上マレーシア住んでいた私ならではの視点で紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。時々マレーシア近隣の国へ行くのでそのリポートもします。今回はタイのチェンマイの情報です。
コンテンツ
『Lim Lao Ngow Fishball Noodle』フィッシュボールヌードルのお店
『Lim Lao Ngow Fishball Noodle』
中国名は「林老五」です。
ん?
近くで見てみると・・・・
「2018 Michelin 」という文字が書いた赤くて丸いやつが・・・
え?ミシュラン?
2018〜2023まである。
こんなところにミシュラン?
この店の感じだとビブグルマンでしょうかね。
ミシュランいわく「星は付かないながらコストパフォーマンスが高く、良質な料理を提供する飲食店・レストラン(6,000円以下で良質な料理を楽しめる)」とのこと。
そうなんだあ。
これが本当なら一応ミシュランに選ばれた名店ということになりますよ。
これは入ってみないわけにはいかない。
今日は麺縛りだしちょうど良い。
ネットでおすすめや情報などゲットせずに入ったので、何が有名で人気があるのかも分からず・・・。
わかりにくいメニューですが(苦笑)大きく分けると麺のメニューは4種類で、フィッシュボールヌードル、エンタフォー、トムヤムそしてワンタンヌードル。
そしてそれぞれの麺の種類にドライもある様です。
ワンタンに関してはワンタンスープのみもあリマス。
後からウェブサイトを見て知ったのですが、このお店の本店はバンコクのチャイナタウンにあるらしいのです。
支店も何店舗かあるみたいです。
ウェブサイトもあります。
サイトはこちら
こちらのお店は「Fishball Noodles(フィッシュボールヌードル)」と「卵麺」がおすすめのメニューの様です。
サイトによるとこのお店は老舗で創業80年以上で、先代からの味を忠実に受け継ぎ、特にフィッシュボールはつなぎに小麦粉などの余計なものを入れていないとのこと。
卵麺に関しても相当なこだわりがあるようで、サイトによると上質の小麦を使用し卵も新鮮で、通常の麺より二倍の卵を使用しているので、卵の香りが強く、弾力のあるもちもちとした麺になっているそうです。
麺の切り方は平たくしてあるみたいです。
日本のラーメンのびらびら麺みたいな感じですかね。
ということで、お勧めは一枚目のメニューにある一番左か、左から二番目の「フィッシュボールヌードル」のスープかドライで、選ぶ麺は一番右の王冠マークがついた「Special Egg Noodle」でしょうかね。
ちなみに余談なんですが・・・
メニューの「Special Egg Noodle」のNoodleに複数形の「s」がついてませんが、正確には「noodles」です。
麺料理には麺がたくさん入っているので、複数形の「s」をつけます。
「s」をつけないとただの一本の麺ということになってしまいます。
この複数形、日本語にはないのでよく間違うんですよね。
でも英語では結構その文章の意味を左右したりするので、大事です。
話がそれました。
この店の“推し情報”を前もって得ていれば、選択肢は「フィッシュボールヌードル」のスープで「Special Egg Noodle」の麺にしたんですが・・・
この日はどうしてもタイにしかないあの味を久しぶりに食べたくて・・・。
ピンクのスープ「Yen-Ta-Fo Thai style、エンタフォー」(เส้นเล็กเย็นตาโฟ)
左から三番目の「Yen-Ta-Fo Thai style、エンタフォー」しかも麺は米粉(ビーフン)にしてしまいました!!
「Yen-Ta-Fo Thai style、エンタフォー」(เส้นเล็กเย็นตาโฟ)とは?
このスープは豆腐と紅麹で発酵させた紅腐乳が入っていて甘酸っぱいです。
正直フィッシュボールヌードルはマレーシアでもよく食べますし、フィッシュボール自体にそれほどの違いはないと思っているので、全く選択肢にはなかった。
麺が到着〜
うん、これこれ。
久しぶりの「エンタフォー」(เส้นเล็กเย็นตาโฟ)。
スープがピンクなのもまたインパクト大。
そして麹だけに味に深みがあるのですよ。
前回の記事でもちょっと触れたんですが、「エンタフォー」というのもマレーシアに似た名前の料理があって、由来も同じと考えられます。
しかし、見た目、味は全く違います。
マレーシアの方は「酿豆腐(ヨンドウフゥ)niàngdòufǔ」と言います。
北京語、いわゆるマンダリンでは漢字をそのまま読むと「ニィエンドウフゥ」と発音するのですが、起源となっている中国の客家語では「Yong tau foo(ヨンタオフー)」と発音します。
マレーシアでもこの様に呼ばれています。
ヨンタオフーとエンタフォー・・・そっくり。
以前の記事で「酿豆腐(ヨンドウフゥ)niàngdòufǔ」についてちょっと説明していますので、興味ある方は下の記事をご覧下さい。
おそらくルーツは同じ料理だけど、タイでは”エンタフォー”と呼ばれ、マレーシアでは”ヨンドウフゥ”と呼ばれる。
どちらも中国から伝わったと考えられる。
そう考えると中国の食の影響力半端ないですね。
中国語勉強するまでは、タイに来てもそこまで考えることはなかったですね。
具沢山で練り物系も美味しいです。
これはワンタンかな?
写真を撮っていると店のおじさんがにっこり。
さて問題はここが本当にミシュランのビブグルマンの店なんでしょうか?
ちゃんと調べると、この店自体が選ばれているわけではないようです苦笑
バンコクの本店が選ばれていてこの支店は選ばれていない様ですが、まあ本店を同じ味を出しているという自信があるのか、ちゃっかりミシュラン名乗ってます笑
そのへんがタイ人らしいですね・・・
さて三件目はついにチェンマイ名物カオソイいきます!