『Bihun Goreng(ビーフンゴレン)』という名前は聞いたことがあるぞ、という方も少なくはないのではないでしょうか?
「え?Bihun Goreng(ビーフンゴレン)ってマレーシア料理だったの?」と思われた方もいるかもしれません。
「でも、インドネシアでも食べたことあるよね?」なんて方も?
そうです、ビーフンはアジアの各地で食べられていて、若干発音が違ったりしますが、大体ビーフンとかビフンとかミーフンとか呼ばれてます。
wikipediaによるとこうあります。
日本語のビーフンは閩南語や台湾語の発音「ビーフン (bí-hún)」に由来する外来語である。
東アジアの華中以南は米作地帯であり、それらの地域では小麦の生産量が少ない。そのため、小麦粉の「麺」(ミエン)よりもライスヌードルを意味する「粉」(フェン)が日常的に食べられており、種類も多い。一般的にビーフンは乾燥させた状態で流通、販売されるが、産地では乾燥前の販売もある。
台湾や中国南部(台湾語、閩南語: ビーフン、北京語: ミーフェン、広東語: マイファン)、ベトナム(ベトナム語: ブン、bún)、タイ(タイ語: センミー、เส้นหมี่ )、インドネシア(インドネシア語: bihun ビフン, mihun)、マレーシア(マレー語: mee hoon, mihun, bihun)、シンガポール、フィリピン(タガログ語: pansit)、ミャンマーなどで普通に食用とされる。
マレーシアで華人がよく話している北京語では「米粉」と書いて、北京語の発音では mǐfěn (ミーフェン)と言います。
読んで字のごとく、米から作られた麺です。
売ってある状態は乾かした状態で売られていて、カッチカチです。
このへんが前回紹介した小麦麺のMee(ミー)とはだいぶ異なります。
ビーフンは油漬け、薬漬けになっていないので一番身体にはいいかもしれないです。
ただ、食感は硬めで、米臭さもあるので、嫌いな人は嫌いかもしれないです。
「Mee Goreng(ミーゴレン)」の記事でも書いた様に、このビーフンもそれぞれの人種や家庭の味付けがあります。
Gorengは炒めるという意味なので、焼きビーフンです。
日本でも最近は結構ありますよね。
炒米粉(チャオミーフェン)
これは華人のお店とかに置いてある朝ごはんのチャイニーズのビーフンゴレン「炒米粉(チャオミーフェン)」です。
醤油ベースの味付けなので色も茶色が強いです。
もやし、豆腐の刻んだもの、ネギなどが入ってます。
Bifun Goreng(マレー)
これはマレー人のお店の「ミーゴレン」と「ビーフンゴレン」ミックスです。
これは朝ごはんのお店とかで、ミーゴレンとビーフンゴレンが置いてあったりすると、混ぜてもらう事もできます。
そんなときは、「Mee、 Mifun、 campur (ミー、ミーフン チャンプー)」と言えば混ぜて出してくれます。
「campur」というのが混ぜるという意味です。
ゴーヤーチャンプルーと同じですね。
マレー語では最後のRのルーまで発音しません。
このビーフンは白いですね。
NasiLemak(ナシレマ)の記事で触れたように、こんな時も「Telur Goreng(テローゴレン)?」と必ず聞かれますから、実践してみて下さい。
もう少しまともなビーフンゴレンの写真があったら後日追加します。
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