『手打宏房・饂飩亭(うどんてい)』函南町伊豆仁田|うどんのコシとはなんなのかを考えさせられるうどん

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うどんの美味しさを表現するのに、よく「コシがある」という言い方をしますよね?

でもコシがあるって本当はどんな麺のことなのかわかりますか?

私は解っていたつもりでいましたが、最近よく解らなくなりました。

ウィキペディアによると、

コシとは、柔らかくて張力のある状態をいう。すなわち、伸長度のこと。食感の硬いものを「コシ」があると誤認識している場合が見受けられるが間違いであり、歯で噛んだ際に弾力のあるものがコシである。

なんとなく解ったような、解らないような・・・。

この柔らかくて張力のある状態というのがどうも引っかかる。

例えば、日本一硬いと言われる、富士吉田の「吉田うどん」があります。

この「吉田うどん」は私も大好きで、このうどんは弾力もあるんですが、正直硬くもあります。

でもこのうどんもコシがあると表現されていることが多いです。

難しい。

じゃあコシがあるのが美味しい基準なのか?と言われると、九州や大阪ではコシがないものが好まれています。

最近、2023年5月9日に放送された「踊る!さんま御殿!! 」(日本テレビ系)でも、どこのうどんが本場か、どこのが美味しいか番組内で揉めてました。

香川に移住したフリーアナウンサーの中野 美奈子さんが香川県の丸亀出身の様で、コシのある讃岐うどん推しで、それにさんまさんが、「うどんは大阪やろぅ?」と反論、そこに東北出身の橋本マナミさんが稲庭うどん推しで、その他の出演者も巻き込みという感じでしたが、皆さん出身地で色々とうどんの好みも変わるわけですね。

じゃあコシがあった方がいいのか、コシがない方がいいのか?

これは人の好みで、永遠のテーマとなるのです。

さて、前置きが長くなりましたが、今日紹介する『手打宏房・饂飩亭(うどんてい)』のうどんがまた特徴がありまして。

こちらの店主は独自に研究を重ね、こちらのうどんを完成させたとのこと。

店主曰く、

”硬さのとれた弾力・もちもちとした食感、それが本当の小麦のこしです。小麦粉が水を多く含めば含むほどに美味しくなります。そして、それを可能にするのが手打ちの製法。独自に研究を重ね、自慢の味と食感に辿り着きました。”

とのことです。

ちょっと詳しい製法はわかりませんが、ラーメンでいう、加水多めの麺の様に小麦をこねる段階で水を多く入れ水が吸収されない様にするということなんでしょうかね?

違ったらごめんなさい・・・。

そして、このうどんを少し長めに茹でていらっしゃると思うんですよね。

よって、硬さはなく、いやすごく柔らかめのうどんです。

なので評価が二分するわけですね笑・・・。

そうなんですね。

私も讃岐うどんなどが好きな方で、硬めに茹でてある方が好きなのです。

なのでこちらのうどんを食べた時に、あれ?コシがない?と思ってしまったのですが、その他の方の評価やこちらのファンの方の評価を見ると、コシがあって美味しいと言われている方も少なくない。

確かにコシと硬さは違う事とはわかるのですが、かなり柔らかく茹でてるので・・・。

よってだいぶこんがらがりました笑!

まあしかし、これは好みの問題ですので、どっちがうまいとかまずいとか、それはさておきましょう。

はじめまして「おうすけ」と言います。
このブログでは伊豆や静岡の観光スポット、おすすめグルメ、ランチスポットなど色々な分野を紹介していけたらと思っています。
伊豆を回って旅する『伊豆活』と称し活動していきます。
かつて住んでいた東南アジアの情報などもシェアしていきたいとも思っています。
よろしくお願いします。

『手打宏房・饂飩亭(うどんてい)』とはどんなお店?

『手打宏房・饂飩亭(うどんてい)』「鎌倉殿の13人」にも出てきた、長いこと頼朝に仕えた幕府の御家人、仁田忠常のお墓の近くにあります。

「鎌倉殿の13人」ではこの「仁田忠常」を芸人のティモンディの高岸さんが演じていましたね。

場所はここです。

紫の暖簾が映えます。

建物も木の素材を生かした和風ログハウスの様な作りで落ち着きます。

お客さんの年齢層は圧倒的に年配の方が多いです。

我々が一番若かったと思います。

この近所は年配の方が多いというのもあるかと思いますが、年配の方たちは柔らかめのうどんが好きなのもその理由だと思います。

昼時は混んでいるようで我々が入って満席になりました。

このタイプのうどんを提供するうどん屋さんが少ないのもそうかな?

全25席(うちカウンター3席)。

我々はカウンターに。

横を見ると・・・。

しめじの天ぷらや、女将手作り特製太巻きも売ってました。

店内に入った時はいくつかあったのですが、気がついたらもう売り切れてました。

メニュー

麺についての説明が書かれています。

平日だったので、平日限定ランチの釜揚げにしました。

温泉玉子も付けました。

実食

なんだか小鉢がいっぱい・・・。

そう、このつけつゆが二つ運ばれてきました。

釜揚げはお湯に入って運ばれてくるので、つゆが薄まるからでしょうかね。

釜揚げの場合の麺は冷たいうどんのものより太めの様です。

でも、細いですね。

確かにツルツルしていて喉越しがいいですね!

そして評判通り柔らかい!

麺つゆは薄味です。

濃い味の好きな私はちょっと物足りなかった。

しめじの天ぷら沢山!

しめじ美味しいです!

天つゆが別で付いてます。

お稲荷さんはかなり甘かった・・・。

うどんの麺が私の好みの味ではなかったですが、ランチのコストや量、サービスなど人気があるのもうなづけます。

Googleマップの評価で、「讃岐うどんより稲庭うどんが好き、吉田うどんは問題外、という人にはいいと思います。」というコメントがありましたが、まさにこの一言で説明がつくかと思います。

柔らかめのうどんがお好きな方ぜひお試しください。

awesomeyoh

伊豆地方を拠点として暮らしている おうすけ といいます。
15年ほど過ごした東南アジアから仕事のために帰国。その後コロナが始まり帰ることができず今に至ります。
10代の頃から外国にあこがれ旅をし、20代で東南アジアに拠点を移し、とにかく世界の色々なところを見て色々な文化に触れたいと思い、いくつかの国を訪れました。
東南アジアの独特な雰囲気に魅せられ、文化を調べたり、言語を学んだり、写真に収めたりしてきました。
しかし、日本へ帰国した時ふと思いました。
あんなに興味のなかった日本ってめちゃくちゃいい国じゃん……
もっと日本のこと知りたい、もっともっと日本の行ったことのない場所に行ってみたいと思うようになりました。
2019年、東南アジアから帰国し、始めた仕事で一年ほど伊豆地方全体を回る機会がありました。
伊豆の山奥に突如広がる山葵田(わさびだ)、林と林の間から見える水平線、毎日見ても毎日感動してしまう夕日、小さくても膨大な量の水を吐き出す滝、太陽に照らされて金色に輝く稲田、毎日表情を変える富士山…
伊豆という素晴らしい場所が身近にありながら全く伊豆の事を知らないということに気がつきました。
もっと伊豆の事を知りたい。
伊豆の美味しい食べ物や素敵な場所を自分の目で見て、食して、調べて、そして写真に収めたいと。
そして、おこがましくも日々伊豆地方の観光地や飲食店、宿泊施設で日々奮闘する人々に少しでも貢献できればと思いました。
それでこのブログを立ち上げました。
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