はじめまして「おうすけ」と言います。
このブログでは伊豆や静岡の観光スポット、おすすめグルメ、ランチスポットなど色々な分野を紹介していけたらと思っています。
伊豆を回って旅する『伊豆活』と称し活動していきます。
かつて住んでいた東南アジアの情報などもシェアしていきたいとも思っています。
よろしくお願いします。
『伊豆あまからや』 わさび農家の里山食堂
伊豆市の修善寺駅から中伊豆を抜ける県道12号線を伊東方面に向かって、途中八幡東の信号を県道59号線に入って南に下っていくと、原保(わらぽ)地区という所があります。
その農家や古民家が並ぶ中にオープンする食事処。
カレーとラーメンを提供する『伊豆あまからや』です。
アクセス&営業時間
店名 | あまからや |
住所 | 静岡県伊豆市原保(わらぼ)246 |
アクセス | 修善寺駅より車で約15分 |
電話番号 | 0558-99-9895 |
営業時間 | 11:00〜15:00 (金曜日、土曜日、日曜日、祝祭日) |
定休日 | 毎週月曜日~木曜日 |
駐車場 | あり(店舗前に10台以上駐車可能) |
公式情報 | https://izu-amakaraya.com/ |
『伊豆あまからや』とはどんなところ?
ちょっと奥まった所にありますがメインの通りに看板が出ているので分りやすいです。
もう十何年も前いや20年位前か、沼津の学園通りのマクドナルドの交差点を入った所にこの あまからや があったのをを覚えています。
当時、新横浜ラーメン博物館の企画したらーめん登竜門というコンペで優勝し3か月間ラーメン博物館でお店を出したという噂は聞いたことありましたが、当時何もわかっていない僕はカレー味のラーメンってどうなんだろう?という思いから足を運ぶことはありませんでした。
しかし、その後東南アジアに移住し、マレーシア、タイ、シンガポール、ミャンマーなどでカレーをベースとした麺に出会いました。味や具材などは違えどカレーをベースとしており、どの国でも人気の麺料理です。
それを初めて食べたとき、そう言えば昔沼津にもカレーラーメンってあったなあと思い出しました。
日本へ帰国した時に行ってみようと思いましたが、もうそこは別のラーメン屋(2021年現在やくみや)が入っていました。
もう辞めてしまったんだろうなと思っていましたが・・・。
去年原保(わらぽ)地区に仕事訪れた時に、このあまからやの看板が突如目の前に現れたのです。
この名前どこかで見たような・・・。
まさか!
ネットで調べるとやっぱりあの伝説のカレー屋?ラーメン屋で間違いないということがわかりました。
こんな山奥でしかもわさび農家と兼業。
カレーとラーメンという外国産で日本で進化した食文化と、わさびいう日本の食文化のコラボレーション。
これはきっとアジアの色々な国々でそれぞれの食文化を吸収し進化したカレー系麺にも負けない素晴らしい一杯を提供して下さるに違いない。
しかし、週末と祝祭日のみ営業のため、別の日に改めて計画することにしました。
それから数日後ついに念願のあまからやデビューです。
まさかこの日を境にここに何度も足を運ぶことになるとは・・・。
外観は普通の農家の古民家。
看板がなかったらわからないぐらい。
これがまた隠れ家みたいでテンションが上がる。
店内に入るともうすでにスパイスの香りに包まれます。
ランチタイムからだいぶ外れていたせいかお客は一組のみ。
メニュー
メニューを見て・・・うっ‼
迷う・・・。
2021/5/28メニューや値段に変更があります 。カレー編、ラーメン編、サイト参照
カレーにするのか、ラーメンにするのか、はたまたわさび飯にするのか?
サイドメニューたちもすごく惹かれますな。
☆ わさび農家の本生わさび飯 390円
(品質日本一!!伊豆の本わさび。 おろしたてが一番です。 お好きなだけどうぞ。 残った山葵はお持ち帰りください。)
☆ チャーシュー丼 380円
(ちょっと甘めのたれで、 お子様にも召し上がれます。 七味や八味が合います。)
☆ 玉子かけご飯 270円
(自家ブレンド飼料を与え、 平飼いされた 「鶏愛卵土」の卵、 ほんと旨いです!)
☆ 小ライス(100g) 110円
☆ おつまみチャーシュー(煮豚) 480円
(わさび農家のわさび漬が意外に合います。 お試しください)
☆今日の畑のサラダ 440円
(自家製の玉ねぎドレッシングでどうぞ)
メニューを読むだけで白飯が1杯いけます案件ですね。
あ゛ー読めば読むほど迷う。
ここはやはり初回ということで、スパイス醤油ラーメンと半カレーのチキンにした。
あまからやさんはわさび農家でもあるので、わさび飯も次回食べてみたい。
すいていたのですぐに料理は運ばれてきました。
実際に食べてみたら?
上に載っている玉ねぎのスライスと玉ねぎのアチャール(インドの漬物)がパンチをきかせている。
チャーシューもいい感じ。
麺は中細麺。私おうすけ一番好きな太さだなあ。
あまからやさんパンフによると富士山の伏流水で打った国産小麦の麺のようです。
器のきれいな青とスープのカレー色と水菜の緑のコントラストが最高。
いっちょ前にレポートしてみますが、このスープのすごいところはカレーベースの麺ですからスパイスが勝ちがちな気がしそうですが、ちゃんとベースのラーメンのスープがそれに負けていないところだと思います。
出汁のベースがしっかりしてる。
そしてスパイスの複雑な絡み合い。
こんなスープ他にはない。
これはスープまで完飲しそう。
次にカレーが到着。
ここにも玉ねぎ、パプリカ、紫キャベツ、セロリのアチャールが彩り豊かに並べてある。
紫、赤、黄色、緑を選ぶのがアートだなあ。
このアチャールがまた美味しい。
この日以来、自分でもアチャール作りがしたくなり漬け始めました。
カレーをスプーンで口へ運ぶと愕然としました。
なるほど!と納得。
メニューを見てる時にメニューの一番上にカレーが来ていました。
この店はやっぱり根っからカレー屋なんだなと。
だってカレーが旨いもの。
ラーメンすすって旨くて、感動したけど、その上をきました。
わたくし、おうすけは趣味で料理をたしなみますが、料理ってアート、ケミストリー、エンターテイメントだと思うのです。
盛り付けるアート、調味料を調合から生み出されるケミストリー、そしてその盛り付けと味で人を喜ばせ楽しませるエンターテイメント。
まさにこの『伊豆あまからや』さんの小さな一皿にはそれがふんだんに盛り込まれている。
また再来して、他のメニューも試してみたいと思います。
本わさびで食べる塩ラーメンの記事もご覧ください。
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