沼津の中華料理といえば沼津市の柳町の「王味(ワンミ)」をナンバーワンに挙げる人も多かったと思いますが、2019年11月に「王味(ワンミ)」は『華味(ファーウェイ)』として場所も移転、リニューアルオープンしました!
実は「王味(ワンミ)」が『華味(ファーウェイ)』に生まれ変わったことを知らない人も多い様です。
これには色々な理由があると思いますが、まずはリニューアルオープンした時期がちょうどコロナが始まった時というのもあるでしょう。
もちろん「王味(ワンミ)」時代からのガチ『華味(ファーウェイ)』ファンは移転を知らなかったということはないと思いますが。
他の理由としては「王味(ワンミ)」が以前の場所(沼津市柳町)で同じ店名で営業しているので、「王味(ワンミ)」は以前のまま、『華味(ファーウェイ)』は別の中華料理店だと思っている人も少なくないのです。
「王味(ワンミ)」という名前の中華料理店は以前の場所にありますが、経営者も変わり、味も全く別の中華料理店となっています。
現在の「王味(ワンミ)」も行ったことありますが、恐らく中国人が経営していて、以前の「王味(ワンミ)」の様なメニューがありつつもいわゆる中国人経営の台湾料理屋の様なメニューもあります。
「王味(ワンミ)」という店名を継承していることや、現在の『華味(ファーウェイ)』のメニューにそっくりのメニューもあることから現在の「王味(ワンミ)」が以前と変わらずに存在していると思っている人も少なくないと思うのです。
まあ、実際食べてみたら全然味が違うので気がつくかと思いますが。
でも、メニューが似ていたり、名前もそのまま継承していることから、オーナー同士繋がっていることは確かですね。
うさわによると、『華味(ファーウェイ)』のオーナーさんの友人とか。
今回ご紹介するのは新しくなった「王味(ワンミ)」ではなく・・・・いや『華味(ファーウェイ)』です!
はじめまして「おうすけ」と言います。
このブログでは伊豆や静岡の観光スポット、おすすめグルメ、ランチスポットなど色々な分野を紹介していけたらと思っています。
伊豆を回って旅する『伊豆活』と称し活動していきます。
かつて住んでいた東南アジアの情報などもシェアしていきたいとも思っています。
よろしくお願いします。
コンテンツ
『華味(ファーウェイ)』とはどんなお店?
横浜中華街の名店、「華正樓」と「華勝楼」で修業したシェフが浙江省と江蘇省の料理を基本としながら、日本的中華料理を取り入れたスタイルで提供。
移転前から人気の四川風麻婆豆腐をはじめ、お手頃な物から高級な物まで幅広く取り揃えています。
このお店のすごいと思うところは、上海、四川、広東、台湾と色々な中国の地方の料理を独自にアレンジしているところ。
だから、何度訪問してもまた新しい発見があるのです。
そして、ランチはリーズナブルなものから、ちょっと高級な本格的中国料理まで幅広いので、おひとり様、ビジネスマンの接待、デート、飲み会、ちょっとしたパーティーなど色々なシチュエーションにも利用できるレストランなのです。
建物は白とベージュを基調とした、とてもモダンでおしゃれなデザイン。
でも決して堅苦しくない店内の雰囲気。
今回はランチをご紹介します!
メニュー
とにかくメニューの種類が豊富。
華味定食というのがお得なランチメニューで、これが夜でも食べれちゃう。
確か一年ぐらい前まではこの「華味定食」というのが27種あって定番の酢豚や麻婆豆腐、青椒肉絲などに加え、麺類もあってお得な値段で提供されていて、これ全部制覇したい!なんて思っていたら、その数ヶ月後にはメニューが変わっていた。
基本的な内容は変わらないのだけれど、定食に番号は付いていなくて、「飯」と「麺」に分かれている
以前のメニューと変わったのは、「飯」の方のメニューの1番だった「ラム肉の北京風焼肉」というメニューがなくなったこと。
「麺」は「ふかひれラーメン」がなくなった。
その代わり、「豚肉とザワークラフトの旨煮そば」が加えられた。
いずれもライスを+250円で半チャーハンに変えられるサービスあり。
+80円でミニサラダ付けれます。
+200円でデザートも付けれます。
この定食類、ランチだけのメニューではなく夜も注文できるらしいのです(夜したことないけど・・)
夜はお高くなりそうなイメージですが、お一人様とか少食の方でもこちらのメニューで楽しめますね!
その他のメニューはこちら。
ビールは沼津のクラフトビール、「Repubrew」もあります!
「小エビラーメン(黒醤油)と半炒飯」実食
この「華味」には「小エビラーメン(黒醤油)と半炒飯」というけしからんメニューがある。
エビはそんなに大好きな方ではないけれど、見た目の映えがすごいので注文しないわけにはいかない。
「華味」さんは注文してから料理が運ばれてくるまでの時間が短い。
あっという間に到着。
な、な、な、なんだこりゃ!!!!
す、す、スープ〜の色が・・・・・
漆黒!
まるであの「富山ブラック」の様なスープだ。
なんて漆黒なんだ!
けしからん!
丼の下の様子が伺えない分、好奇心をそそられるではないか・・・。
具はネギ以外何もない・・・。
そう、だって・・・
エビが別皿で大量に運ばれてくるのだから!
何尾おるの?
そして、炒飯が完全に脇役してるぞ。
どれもピカピカしてるぞ。
なんてけしからんセットなんだ!
こいつらをどう食べるかは自由だ。
こうしてやった。
ラーメンはこうしてやる。
昼から昇天しました・・・・。
腹パンです。
皆さんならエビをどうします?
まさかエビを放置して、らーめんと炒飯をかき込んだ後、エビをむしゃぶるなんて人はいないでしょうね?
エビを肴に紹興酒をクイクイ、〆でらーめん炒飯とか?
夢が広がります。
「水煮麺(すいじゅうみぃぇん)」実食
四川料理の一つに「水煮肉片」というものがあります。
中国語読みを日本語であえて書くと(すいじゅうろうぴぇん)となります。
これってどれぐらいの人がこの読み方で呼んでいるのでしょうか?
四川料理好きはこのメニューはご存知かと思いますが、そうじゃないと「みずににくへん」って読んじゃいますよね?
皆さん注文時どうやって注文してるのでしょうか?笑
めっちゃ気になります。
まあこの「華味」が「王味」だった頃からこのメニューは人気だったので、結構ご存知の方も多いのだろうけど、ふりがながふってあるわけではないし、中国語知ってないとなかなか読めないですよね。
メニューにはどんなものか説明が書いてあります。
「四川名物 豚薄切り肉の辛旨煮」とあります。
四川料理といえば、麻婆豆腐、回鍋肉、青椒肉絲、棒棒鶏など日本でもかなり認知され、もはや日本語読みではなく中国語読みされているメニューもたくさんあります。
でも、この「水煮肉片」はまだそこまで知られていないのではないでしょうか。
しかし、これが絶品なのです。
そして、ここではこの「水煮肉片」が載ったのラーメンがあるのです。
それが、「水煮麺(すいじゅうみぃぇん)」です!
なぜネーミングを「水煮麺(すいじゅうみぃぇん)」にしたのだろう??
これだけ見ると水で煮た麺になってしまう。
せめて「水煮肉麺」とかそのまま「水煮肉片麺」にすればよかったのにと思うのは私だけ?
中国ではこの名前の麺があるのかな?
まあそれはいいとして、この麺がほんとけしからん旨さなのです。
着ました!!
ワオ!
なんと素敵な見た目。
野菜は青梗菜。
豚肉の薄切りが結構入ってます。
あとは見ての通りネギのみじん切りのオンパレード。
麺もいい感じ。
いろんな旨味がスープに溶け出して最高!!!
麺を楽しむというよりスープと具を楽しむ感じ。
無料で小さいご飯がつけられるのですが、まあ飯の進むこと。
麺も白飯も瞬殺です。
油が多めなので、油っこいの苦手な方は避けた方がいいかもしれませんが、そもそも中華料理って油ですからね。
「坦々麺&半炒飯」実食
2023年2月。
「坦々麺&半炒飯」を実食。
おすすめランチメニューがどれも旨そうで、迷ったけどまだ食べたことがなかった坦々麺を選択。
店内は相変わらず混んでます。
でも、もうランチタイムも終わりそうなそうな13:30過ぎ。
席はかろうじて空いてます。
本日のおすすめのfoodメニューには珍しいメニューがいっぱい。
ランチと一緒に追加で食べてみたいけど一人で食べ切れるか・・・。
とりあえず、坦々麺と半炒飯を見て、お腹と相談して決めましょう。
二つ同時に到着。
早いです。
赤!
スープがまるでトマトスープの様に赤い!
でもなんかちょっと寂しい感じのトッピング。
挽肉もちょろっと、ネギもちょろっと。
スープを啜ってみよう。
ん〜、濃厚。
辛さもちょうど良く美味しい。
塩味は結構あります。
炒飯はちょっと薄味だったので、このスープで流し込んだらちょうど良い。
麺はかなり硬めに茹でてあります。
この器、結構背が高くて、意外とスープや麺の量が多いのかと思ったけど、量的には物足りない感じがしました。(それとも自分の胃の調子が良かっただけか・・・。)
麺は実際どれぐらい入ってるんでしょうかね〜。
まあでも物価高騰の中、この値段で坦々麺と半炒飯ですから、量や具でバランスを取らないとならないのかもしれないですね。
この背の高い器、カッコイイけど蓮華でスープが掬いにくい・・・
ちょっと物足りなかったので、追加でメニューを注文しようと時間を見たらランチのラストオーダー時間間近!
慌ててメニューを見たら、「本日おすすめ」のところに「麻豆腐」という宮廷料理があるのですが、それを「麻婆豆腐」と読み間違え、値段もお手頃だったのでよし!と思い注文。
到着したのはこれ⬇️
中華料理に詳しい方や中国で生活していた方はご存知なのかもしれませんが、「麻豆腐」とは発酵させた緑豆をおからのようにして炒める料理らしく、北京ではお馴染みで、酸味があって、発酵臭がある様ですが、紹興酒などのおつまみにいいらしいのです。
あの西太后のお気に入りの北京料理の定番メニューだそうです。
全然知らなかった。
初めて食べました。
確かに濃厚でおつまみにいいかも。
でも酸味や臭みはそれほど感じず、むしろ胡麻の風味がすごかった。
まだまだ知らない料理いっぱいあるな〜。
「華味 flat」
「華味」の同じブロックの仲見世側に「華味 flat」という小さななお店があります。
ここで提供されるのは台湾の「魯肉飯(ルーローハン)」と「華味式おでん」です。
飲み物はクラフトビールなど。
BARみたいな感じのカウンターがあって、その場で食べれますし、お持ち帰りもできます。
ただここの残念なところは、魯肉飯なのに八角を使ってないこと。
確かに日本人八角苦手な人多いですが。
でも八角使ってない魯肉飯って魯肉飯じゃないような・・・。
それってただの豚の角煮じゃない??
でもなぜか「華式おでん」の方には八角使用。
どういうこと???
八角苦手な人が多い日本で、ビジネスとして魯肉飯を売るには仕方のないことなのかもしれませんが・・・。
今はベトナムの屋台料理、バインミーなんかも売ってるみたいです。
instagramの公式アカウントによると「華味flatのバインミーは大根と人参の漬物が入っているのは同じですが、レバーソースの代わりにたまごソース(たまごサンドのあれ)が塗ってあります。」だそうです。
バインミーってレバーペーストが肝(レバーだけに)なのに!
パクチーも基本入ってないのでトッピングで追加しないといけない。
ますますコンセプトわからん苦笑
魯肉飯 480円
魯肉飯&玉子セット 600円
魯肉飯&おでん(2種付)セット 680円
焼売弁当角煮付き 680円
華味風バインミー 550円
焼売 1個150円
中華菓子各種
アクセス&営業時間
店名 | 『華味(ファーウェイ)』 |
住所 | 〒410-0801 静岡県沼津市大手町5丁目4−11 |
アクセス | JR沼津駅南口から、徒歩6分 |
電話番号 | 050-5488-7513 |
営業時間 | 11時00分~14時00分 17時00分~20時00分 |
定休日 | 火曜日 |
駐車場 | 店舗前に有料駐車場あり |
公式情報 | ウェブサイト |