コロナ禍真っ只中、天城湯ヶ島のあたりを仕事で回っている時に、ふと「あまご茶屋」という看板が目に入った。
Googleマップで調べてみると、あまご専門店であることがわかった。
あまごとは?
あまごとは、サケ科の川魚で、サツキマスの河川残留型(陸封型)個体だそうです。
魚について詳しくないので、説明はこの辺にしておきますが、あまごとやまめは見た目が似ているのでよく比較されます。
以前ヤマメの専門店、『やまめの里 見月茶屋』を紹介しましたが、アマゴもヤマメも川魚の中では美味しいと言われ、渓流釣りされる方の人気も高い様です。
『やまめの里 見月茶屋』の記事はコチラ↓
これはぜひあまごも食べてみたいと思い、仕事の昼休み時間に何度か寄ってみたのですが、コロナ禍だったせいか(タイミングが悪かったのか)開店日、開店時間のはずなのに開いている時がなく、結局諦めました。
しかし、その後修善寺に来た時に『あまご茶屋 修善寺温泉店』を発見。
ランチをいただきました!
はじめまして「おうすけ」と言います。
このブログでは伊豆や静岡の観光スポット、おすすめグルメ、ランチスポットなど色々な分野を紹介していけたらと思っています。
伊豆を回って旅する『伊豆活』と称し活動していきます。
かつて住んでいた東南アジアの情報などもシェアしていきたいとも思っています。
よろしくお願いします。
『あまご茶屋 修善寺温泉店』とはどんなお店?
伊豆の山深く天城山系の柿木川の源流にほど近いところにある養魚場「下山養魚場」。
天城の湧水を利用し育てられたあまごとわさび。
その「下山養魚場」直営のあまごとわさびの専門店が『あまご茶屋 修善寺温泉店』です。
「下山養魚場」で育てられたあまごは3年以上かけ大型化する品種「紅姫あまご」だそうで、その身の大きさゆえに刺身での提供が可能になった様です。
刺身の色は薄いサーモンピンクで、適度に脂がまわり、臭みが無いのが特徴です。
あまごの養殖は難しいそうで卵が孵化してから大きく育つアマゴは2割程度。
なるべく自然に近い環境で、わさび田の清らかな湧き水でゆっくりと3年もかけて育てています。
そんな環境で育てられた、あまごやわさびの料理を提供しているのが、『あまご茶屋 修善寺温泉店』なのです。
伊豆に訪れたらぜひ一度この『あまご茶屋』にしかない「紅姫あまご」を試してみたいですよね?
メニュー
メニューを開くと「料理研究家 本田淑美」さんの名前があります。
全てのメニューが本田淑美さんによって監修されている様です。
影が写り込んでしまってすみません。
これは非常に迷いますよ!
当然選択肢はあまごなんですが、刺身か、はたまた蒲焼重か・・・づけ丼か・・・天重か・・・いや、塩焼きもある、と思いきや、山椒煮・・・西京焼まである・・・
やばいな!!おいおい!
いや、ちょっと待てよ・・・
あまごを使った「あまカツ修善寺バーガー」なるものあるぞ!!
わさび鍋もありますよ!
そう、そして修善寺といえば、そば!
アマゴと蕎麦のコラボ。
しかも、蕎麦は打ち立ての「外一(そといち)そば」。
「外一(そといち)そば」とは?
外一はそば粉とつなぎの小麦粉の配合割合を表す用語であり、そば粉とつなぎの割合が10:1となる九割そばの一種です。
日穀製粉株式会社ホームページ
そば粉の量を10として考える配合のことを外割とよび、外割でそば粉に対し一割分のつなぎを使用するという意味で外一と呼びます。
総量でみると内一よりもつなぎの割合が少なくなるため、同じ九割そばでも外一の方が製麺の技術が必要です。
これはもう決められないですね。
やはりあまごの味を純粋に楽しむ、刺身、づけ丼、塩焼きが無難でしょうかね?
漬け丼にしようかと思っていたら、一緒に行った友人が、迷わず「姫あまごのづけ丼」を選択。
これは同じものでは面白くない。
ということで、「姫あまごの蒲焼重」に決定!
では待ちましょう。
DEENのボーカル池森さん監修の「外一(そといち)そば」。
「姫あまごのづけ丼」&「姫あまごの蒲焼重」実食
まずは「姫あまごのづけ丼」が到着。
うまそう!
小鉢と味噌汁が付きます。
味噌汁はあまごのアラ汁ですね。
あまごの脂と出汁が滲み出ています。
づけ丼の頂上には、紅姫あまごからとれたイクラを塩漬けにした「黄金(こがね)いくら」が!!
なんと豪華な!
鮭のいくらと違って黄金色なんですね。
友人のではありますが、お先にいただきます。
うん、うまい。
確かに甘味があります。
漬具合もちょうど良く。
魚の香り、匂いについては私はちょっと敏感すぎるところがあるので、多少の臭みを感じましたが、これはこれで魚好きにはたまらないのではないでしょうか?
「姫あまごの蒲焼重」到着〜
めちゃくちゃ美味そう!
さすが姫あまごです!
身がでかい!
早速パクリ。
ん・・・
ん・・・めえ!
これは正直づけ丼よりもうまい!
身がホクホクして柔らかく、甘味も脂身もあり甘いタレと相まって最高の味を出してる!
あまごを蒲焼にするとこんなにも合うとは!
友人には悪いけど、こっちを選んで正解だった!
店内は落ち着いた雰囲気でとても清潔感がある。
ただ店内小さめのサイズにしては、テーブルと椅子が多いため、ちょっとテーブルとテーブルの間隔が狭く、隣の人ともかなり近い。
まあこんな時は隣の人の頼んだメニューなんかを見て、美味しそうですね?なんて会話を始めてみてもいいかも。
次は蕎麦かなあ・・・。
アクセス&営業時間
店名 | 『あまご茶屋 修善寺温泉店』 |
住所 | 〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺765-1 |
アクセス | 修善寺駅からバスで8分 |
電話番号 | 0558-73-2388 |
営業時間 | 11:00~20:30(閑散時は19時頃に閉店する場合がございます) |
定休日 | 水曜日(行楽シーズンは営業) |
駐車場 | かきうど歯科医院の裏側が駐車場 |
公式情報 | 『あまご茶屋 修善寺温泉店』 |
ピンバック:修善寺の夜を歩こう①|居酒屋巡り – Awesome Trips