地域の未来をつくる人が育つ場所『みしま未来研究所』

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はじめまして「おうすけ」と言います。

このブログでは伊豆や静岡の観光スポット、おすすめグルメ、ランチスポットなど色々な分野を紹介していけたらと思っています。

伊豆を回って旅する『伊豆活』と称し活動していきます。

かつて住んでいた東南アジアの情報などもシェアしていきたいとも思っています。

よろしくお願いします。

『みしま未来研究所』は地域の未来をつくる人が育つ場所を目指す場所

とある夏の終わり、秋の始め。

歩けばまだまだ汗ばむ気温。

三島を散策しているときに、たまたまこの前を通った。

あれ?

お洒落なcafeかな?と思うような佇まい。

看板には「みしま…未来…研究所」とある???

ますます意味がわからん。

奥を覗くと、カウンターや冷蔵庫、椅子やテーブルがあるので、なにか飲食とかできそう。

面白そうだから入ってみた。

みしま未来研究所とはどんな場所?

ホームページによると

みしま未来研究所はかつての幼稚園をリノベーションして生まれた、コミュニティスペースです。コワーキングスペース、レンタル多目的スペース、カフェ、これからの地域を担う若者を輩出する「高校生の部室」などさまざまな機能を持つ複合施設となっています。

みしま未来研究所ホームページより

へーなるほど。

さすが三島。

面白い場所がたくさんあるなあ。

みしま未来研究所は、かつて市内で一番歴史の古い「旧三島市立中央幼稚園」があった場所のようです。

明治22 年、三島尋常小学校付属幼稚園として設立され、人や文化の行き交い新しいものを積極的に取り入れる宿場町という環境も後押しし、地域に根付いていきました。

少子化で園児が減少。

2010 年に惜しまれつつも、約130 年の歴史に幕を下ろしました。

しかしNPO 法人みしまびとが、そんなアイデンティティを持つ場を受け継ぎ、「地域の未来をつくる人を育てる場」としてみしま未来研究所を運営することになったようです。

興味がある方はぜひホームページをご覧ください。

中を歩いて見ていると、女性の方が3人ほど元気よく「こんにちはー!」と声をかけてきて下さった。

確かにこれは飲食店の雰囲気ではない・・・な。

スタッフもボランティアだからか、元気いっぱい。

中に入るとワイシャツにネクタイをした男性たちが談笑していた。

カウンター前にある冷蔵庫の中を覗き込んで絶句・・・。

クラフトビールの宝庫やん!!

え?なんで?

しかも大好きな沼津のクラフトビールのベアードビールじゃん!

他にもクラフトの老舗というか、はしりのブランドのビールもある。

BREWDOGまであるやーん。

種類の多さが半端ない!

なんなんだここわ!!!

カウンターの中にいる人は誰?お客?クライアント?友人?なんだか関係がわからない人達と盛り上がってていったいどんなシステムかも全くわからない・・・。

とりあえず、アウェー感を出さずに店内を必死に物色。

同時にこの場所のシステムが書いてないか必死に探す。

お菓子とかカップラーメンもある。

なるほど。

ここで自分の好きな飲み物、食べ物を購入しあとは自由にこのスペースを使って、仕事なり、情報交換なり、色々してくださいという感じなのでしょうか。

スタッフもボランティアなのか・・・

ニュージーランドやオーストラリアで盛んなWWOOFみたいな感じかな?

働いた代償として情報、人との繋がり、人生の勉強をを得るみたいな。(違ったらごめんなさい)

ここはクリエイター、お店、飲食店、芸術家などが情報を発信できるスペースみたい。

植物なんかもボランティアの方がお世話しているのでしょうか?

ワーキングスペース、会議室、イベントできるスペースなどもあり、スペースをレンタルできる様です。

面白いですねー。

とりあえずビール

とりあえずクラフトビール飲もう。

『ベアードビール』「Teikoku IPA」にしました。

IPAは飲み口はまろやかでも後から強い苦みがきて癖になる味。

昼から外でこれはほんとたまらん。

カメラをテーブルの上に置いて飲んでいると、若い女性が話かけてきた。

「写真撮ってまわってるんですか?」

すごい気さくなスタッフだなー。

っていうかスタッフなのだろうか?

お客さん?

大学生っぽい。

若い女性に声をかけられることもめったにないので、おじさんは動揺し不愛想な返答をしてしまう。

負けじと質問してくる彼女。

「この辺に住んでるんですか?」と彼女。

「えーまあ。」

沈黙・・・。

ずっと疑問に思っていたことを私は聞きました!

「この場所は一体なんなんですか?」

ここまで来てその質問?

お前が一体何なんだ?って感じですが。

その女性もそんなこと聞かれてびっくりしてましたが、丁寧に説明してくださいました。

その後その女性は隣の席に座りカメラを取り出しました。

なるほど。

彼女も写真が好きなのだ。

だから写真やカメラについて聞いてきたのだ。

本来ここはそういう場所ということを忘れてました。

同じ趣味だったり、同じ関心事だったり、なんだったら夢を共有したり、はたまた全く自分の知らない分野で生きる人の情報を得たりっていうそういう場所だった。

ここで本来こちらから「どんな写真撮るの?とか、今日はいい写真撮れた?」とか聞いて話を膨らますのでしょうが・・・。

おっさんにはそんな気力もなく・・・。

沈黙・・・。

気まずくなってビールを飲み干し、立ち去りました。

IPAの苦みが後から効いてきたぜ。

こんな見ず知らずのおっさんが立ち寄っても何か出会いがありそうな空間。

皆さんんも足を運んでみては?

帰り道、改装中のお店発見。

興味深いお店がオープンしそう。

三島、おもしろー

awesomeyoh

伊豆地方を拠点として暮らしている おうすけ といいます。
15年ほど過ごした東南アジアから仕事のために帰国。その後コロナが始まり帰ることができず今に至ります。
10代の頃から外国にあこがれ旅をし、20代で東南アジアに拠点を移し、とにかく世界の色々なところを見て色々な文化に触れたいと思い、いくつかの国を訪れました。
東南アジアの独特な雰囲気に魅せられ、文化を調べたり、言語を学んだり、写真に収めたりしてきました。
しかし、日本へ帰国した時ふと思いました。
あんなに興味のなかった日本ってめちゃくちゃいい国じゃん……
もっと日本のこと知りたい、もっともっと日本の行ったことのない場所に行ってみたいと思うようになりました。
2019年、東南アジアから帰国し、始めた仕事で一年ほど伊豆地方全体を回る機会がありました。
伊豆の山奥に突如広がる山葵田(わさびだ)、林と林の間から見える水平線、毎日見ても毎日感動してしまう夕日、小さくても膨大な量の水を吐き出す滝、太陽に照らされて金色に輝く稲田、毎日表情を変える富士山…
伊豆という素晴らしい場所が身近にありながら全く伊豆の事を知らないということに気がつきました。
もっと伊豆の事を知りたい。
伊豆の美味しい食べ物や素敵な場所を自分の目で見て、食して、調べて、そして写真に収めたいと。
そして、おこがましくも日々伊豆地方の観光地や飲食店、宿泊施設で日々奮闘する人々に少しでも貢献できればと思いました。
それでこのブログを立ち上げました。
伊豆のおでかけスポット、グルメ、自然、人々など色々な分野を紹介していけたらと思っています。
伊豆を回って旅する『伊豆活』と称し活動していきます。
時々かつて住んでいた東南アジアの情報などもシェアしていきたいです。
このブログを通して、誰かの日常を特別な非日常にできる事ができたらと思っています。

2023年3月よりマレーシアの田舎町で暮らすことになりました。
中華系マレーシア人が多い町なので、ここで中国語も勉強しつつ、大都市とはまた違ったマレーシアの文化などを探って、食や言語、文化についての情報をお伝えします。

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