ベトナム ニャチャン|屋台飯の定番『バインミー(Bánh Mì)』からの『ソイ(Xôi)』をおつまみに

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1日目はバイクのレンタル屋さんを見つけられなかったので、ホテルの近くで夕食を取ることに。

と言ってもホテル付近もまだ調査不足のために場所をなかなか決められず。

ホテルに向かってブラブラしていると、ストリートの屋台が一杯。

おうすけ

そうだ、今日はお酒を買って屋台飯を持ち帰ってホテル飲みにしよう!

『バインミー(Bánh Mì)』を求めて

ベトナムの屋台飯といえば、『バインミー(Bánh Mì)

「バインミー(Bánh Mì)」とは

バインミーとは、ベトナムの伝統的なサンドイッチで、フランスパンにさまざまな具材を挟んだ料理です

バインミーの由来は定かではありませんが、19世紀後半から20世紀前半にかけて約100年に及ぶフランス統治時代にフランスのパンが広まり、ベトナムの食文化に影響を与えたと言われています。

ある情報によると1958年頃に、サンドイッチ型のバインミーが、サイゴンで始まり、そこから色々な形に進化していき現在のスタイルになった様です。

パンの特徴はフランスパンよりも柔らかく、外はパリパリ、中はモチモチで、いわゆる普通のフランスパンよりは噛み切りやすいです。

屋台では炭火でパンを炙って外をパリパリにしている店もあります。

バインミーは本来はベトナム語で「パン」という意味で、このパンに肉と野菜をたっぷりを挟んだサンドイッチが「バインミー・ティット bánh mì thịt」と呼ばれるそうですが、しかし「バインミー」と言えばそれだけで通じます。

バインミーの具材には、パンに挟むのはレバーペースト(これがとても大事)、ハム類なますキュウリにんじんなどが定番で、パクチー等が入ります。

酸味のある野菜や唐辛子も加えられるので、これらの食材が絶妙に組み合わさって、酸味、塩味、甘味、旨み、辛味・・・そして苦味が揃った食欲をそそる味わいを生み出しているのです。

バインミーは、朝食やランチ、軽食として幅広い時間帯で楽しまれ、観光客にも大人気のストリートフードとなっています。

また、見た目が美しく新聞紙に包まれていたりしてオシャレで、食べる際の手軽さが魅力的とされています。

おうすけ

まずは手頃なバインミーを見つけ、今日のおつまみにしよう!

と言っても、どの店が良いのかわからず・・・。

値段を見たり、お客の数を見たり・・・

大体値段は値段は20,000ベトナムドン〜30,000ベトナムドン(2024年12月で117円〜177円)で結構値段に幅があります。

数年前にダナンに行った時はバインミーひとつ一つ15,000ドンぐらいだった気がする。

それでも日本円にしたら177円でこの美味しいサンドイッチが買えるのなら安いですけどね。

私が選んだ店はここです。

おうすけ

この屋台は値段が屋台に書いてないため、外国人の私はぼったくられた可能性もあります・・・

最終的にちょっと高めの30,000ベトナムドンのものを買ってしまいました。

値段を聞くと値段を知らないと思われそうなので、何も言わず一つ注文。

適当にお金を渡すと、30,000ベトナムドンでした。

他の人が買っているのを見ながら買うのも値段がわかるのでぼったくられない一つの方法です。

10年以上前にベトナムに来たときは、タクシー、ガソリン、ホテル、食事ぼったくられそうになること1日数回。

でも今はだいぶ減った様に感じました。

以前はベトナム人も裕福な外国人から稼ごうと必死だったのでしょう。

肉類やハム類が4種類。

ホテルに持ち帰り。

おうすけ

結論から言うと・・・もう一個食べてもいいなっていうぐらい美味しかったです!!

やっぱりバインミー侮れない。

塩味、辛味、旨味、コクがあるのでお酒のつまみには最高です。

こんな感じで無造作にパンが積み上げられている店もありますが、落ちないんでしょうか?

バインミーと言えばレバーパテ↓

『Xôi(ソイ)』

さて、バインミー以外にもストリート飯で気になったものがあったので買ってみました。

まずは焼き鳥のように串で刺した肉達。

豚肉のソーセージみたいのとか、鶏肉もありました。

おうすけ

残念ながら、味が全体的にどれも甘いものが多く私の好みではなかったです・・・。

もう一つ気になったのが、こちらのお店。

ご飯の上に肉や野菜などを乗せてくれる屋台メニュー。

お赤飯の様なご飯や、餅米の様なご飯もあります。

何軒か似たような店がありましたが、ホテルに近いところで買ってみました。

調べてみると、「Xôi」というのは「ソイ」と言って餅米のことの様です。

「Xôi」には沢山の種類があるようで、「Xôi」の中でも「ngọt」というのは甘いと言う意味みたいです

米がすごい色!

この米の色は色々な葉を調理し、葉と塊茎を叩いて色のついた汁を取り出し、もち米と混ぜて色を付けるという手の込んだ調理法の様です。

注文の仕方がよくわからなかったので、適当に指差しで注文。

米は普通の色のものにしました。

でも全体的にやっぱりどれも甘めの味付けでした。

しょっぱめのものもあるんですが、やっぱり甘味が入ってくる。

惜しい・・・

やっぱりお酒のお供はバインミーですかねえ。

バインミーはどれもハズレがない気がします。

明日も色々と探ってみようと思います。

バインミーを紹介した「バインミー図鑑」

バインミーと言えばレバーパテ↓

「世界一おいしいサンドイッチ」バインミーに惚れ込んだバインミー専門店店主が、おいしいバインミーの作り方&楽しみ方をたっぷりご紹介している本↓

awesomeyoh
2006年からマレーシアを拠点として暮らしている おうすけ といいます。 10代の頃から外国にあこがれ旅をし、20代で東南アジアに拠点を移し、とにかく世界の色々なところを見て色々な文化に触れたいと思い、いくつかの国を訪れました。 東南アジアの独特な雰囲気に魅せられ、文化を調べたり、言語を学んだり、写真に収めたりしてきました。 2019年に日本へ一時帰国していた時にコロナが始まり、そのまま日本に3年ほど滞在。 しかし、日本へ帰国した時ふと思いました。 あんなに興味のなかった日本ってめちゃくちゃいい国じゃん…… もっと日本のこと知りたい、もっともっと日本の行ったことのない場所に行ってみたいと思うようになりました。 2019年、東南アジアから帰国し、始めた仕事で一年ほど伊豆地方全体を回る機会がありました。 伊豆の山奥に突如広がる山葵田(わさびだ)、林と林の間から見える水平線、毎日見ても毎日感動してしまう夕日、小さくても膨大な量の水を吐き出す滝、太陽に照らされて金色に輝く稲田、毎日表情を変える富士山… 伊豆という素晴らしい場所が身近にありながら全く伊豆の事を知らないということに気がつきました。 もっと伊豆の事を知りたい。 伊豆の美味しい食べ物や素敵な場所を自分の目で見て、食して、調べて、そして写真に収めたいと。 そして、おこがましくも日々伊豆地方の観光地や飲食店、宿泊施設で日々奮闘する人々に少しでも貢献できればと思いました。 それでこのブログを立ち上げました。 伊豆のおでかけスポット、グルメ、自然、人々など色々な分野を紹介していけたらと思っています。 伊豆を回って旅する『伊豆活』と称し活動していきます。 そして、2023年に再びマレーシアへ戻りました。 これからは東南アジアの情報なども合わせてシェアしていきたいです。 このブログを通して、誰かの日常を特別な非日常にできる事ができたらと思っています。 よろしくお願いします。

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