気軽に本格タイ料理をリーズナブルに楽しみたいとき、ローカル気分を味わいたいとき、そして場所も分かりやすくて便利なお店を探しているとき──
そんなシーンにぴったりなのが、バンコクの老舗人気店『SUDA Restaurant(スダーレストラン)』です。
オレンジがテーマカラーのようで、看板や椅子などにオレンジ色が印象的に使われています。
通りの喧騒に溶け込みながらも、どこか温かい雰囲気を感じるお店です。




はじめまして「おうすけ」と言います。
このブログでは伊豆や静岡の観光スポット、おすすめグルメ、ランチスポットなどを紹介しております。
2023年より、かつて暮らしていたマレーシアに戻ってきましたので、今後はしばらく、マレーシアの食や文化、言語についての記事を中心に、マレーシアに長年住んでいた私ならではの視点で書いていきたい思います。
よろしくお願いします。
今回は恒例の3ヶ月に一回マレーシアから近隣の外国にソロ旅に出る企画でタイのバンコクを訪れたグルメ記事を紹介します。
コンテンツ
スダーレストランの魅力とは?
スダーレストランの魅力とは?
1. 抜群の立地とローカル感
- BTSアソーク駅/MRTスクンビット駅から徒歩わずか数分の便利な立地。旅行の合間や観光のついでに立ち寄りやすいのが嬉しいポイント。
- 路地にひっそりと佇む佇まいと、ローカル感が漂う雰囲気が、多くの人に愛されています。
2. 本格タイ料理×リーズナブルな価格
- 古くから家族経営で続くローカルの名店で、価格帯は屋台より少し高い程度、まあまあ手頃。
- パッタイ、ガパオ、トムヤムクン、グリーンカレーなど、定番料理が約100〜200バーツほどで楽しめる充実のラインナップ。
- 豚サテーなども地元で人気の一品として挙げられています。
3. ボリュームたっぷり&シェアに最適
- 大盛りで提供される料理も多く、友人や家族と複数品をシェアして楽しむのにぴったり。
4. 観光客にも優しいメニュー構成
- メニューには英語表記や写真が豊富にあり、日本語メニューがある旨のレビューも。初めての訪問でも安心して注文できます。
- ベジタリアン向けの要望にも対応可能な点もうれしい配慮です。
5. ローカル&観光客双方に愛される存在
- 地元住民にも人気が高く、開店時間帯に行けばスムーズに入れるケースが多いです。
- 海外からのリピーターも多く、ガイドブックや口コミで高評価を得ているお店でもあります。
アクセス&営業時間
メニュー
まあリーズナブルプライスと書きましたが、バンコクの中心地でこの値段はリーズナブルということで。
何人かでシェアしたら安くつくのではないでしょうか。
私の様な独り者が食べるには一皿の値段はちょっと高いかな・・・。


『Green Curry(グリーンカレー野菜と豆腐入り)』実食
まずは『Green Curry(グリーンカレー野菜と豆腐入り)』を注文。
いやその前にルービーだ。

店のオレンジに触発されてSINGHAにしてしまった。
軌道確保をしなければ・・・。
着ました。

マレーシアのプラスチック器と全く同じピンクだ。
この辺が大衆食堂感を感じさせる。
野菜の具沢山で辛さも丁度良く美味しい。

グリーンカレーといえばやっぱりこのズッキーニみたいなナスだよなぁ。
『Pad Thai/ผัดไทย(パッタイ)』実食
そしてもう一つ注文したのは、『パッタイ』。
いつもはパッタイって全然食べないのに、今回のバンコク旅行ではかなり食べている。

マレーシアのチャイニーズの料理で似た料理があるのですが、タイの「パッタイ」の方は麺が結構ねっとりしてるんですよね。
味の違いとしては酸味があること。

パッタイ(Pad Thai/ผัดไทย)とは?
パッタイ(Pad Thai/ผัดไทย)とは?
特徴
- 「パッ(ผัด)」=炒める、「タイ(ไทย)」=タイ という意味で、直訳すると「タイ風炒め」。
- 主に 米粉の平麺(センレック) を使用。
- 甘み・酸味・辛味・塩気が絶妙に合わさった、タイらしいバランスの良い味付け。
主な材料
- 米麺(ライスヌードル)
- 卵
- もやし
- ニラ
- 豆腐
- 干しエビ
- ピーナッツ(砕いてトッピング)
- 調味料:ナンプラー(魚醤)、タマリンドペースト(酸味)、砂糖、唐辛子 など
※具材には エビ・鶏肉・豚肉 などを入れることも多いです。
味の特徴
- 甘酸っぱい+香ばしい バランスが特徴。
- トッピングの砕きピーナッツとライムで、食感と風味が引き立ちます。
- 辛さは控えめで、観光客や初心者でも食べやすいタイ料理。
豆知識
- パッタイは1940年代、当時の首相ピブーン政権下で「国民食」として広められた料理。
- 「タイらしい国民食」を推進する政策の一環として、屋台文化とともに広がり、現在では世界的な人気メニューになっています。
こちらのパッタイも美味しかった⬇️
思いがけない出会い
ビールを片手に料理を楽しんでいると、
一人の男性が「このテーブル、相席してもいいですか?」と英語で声をかけてきました。
快く「どうぞ」と答えると、その方はマレーシア出身。
私もマレーシア在住ということで一気に意気投合!
彼はペナン出身で、ホテルのマネージャーをしており、
かつてバンコクでも数年間働いていたとのこと。
そして驚いたのが、彼が昔この店の常連だったという話。
店主のおばあちゃんとも顔なじみで、
特別メニューとしてツナ入りの“ガパオ風炒め”を作ってもらっていました。
魚の風味とハーブが効いたスパイシーな一品。
これが本当に美味しくて、まさに一期一会の味。
それがこちら⬇️

初めて食べた味で、ガパオの味に魚のフレーバーがあり、ハーブも効いていて。
そしてスパイシー。
特別メニューなのでお値段は結構高めでしたが、おいしかったです。
この方がおっしゃってましたが、このお店数十年前まではそんなにお客も多くなく、常連で賑わうぐらいだったとか。
多分SNSなどで外国人に広まりこんなに人気店に。
まだそんなに人気店ではない頃に、この方の仕事場のホテルが近くにありよく食事に来ていて、その時にこの特別メニューを作ってもらっていたとか。
久しぶりに来たのに今でも店主のおばあちゃんが彼のことを覚えていて、今日これを作ってくれたのだと。
そんなスペシャルメニューが頂けるなんてラッキーでした。
こんな一期一会の出会いも一人旅の醍醐味ですな。
食を通じた出会い
別れ際、彼から「明日セントラルワールドの『The Legendary Thai Cuisine』で旧友と食事するけど、来ない?」とお誘いが。
せっかくの集まりを邪魔しては…と思いつつ、
「行けたら行きます〜」と答えました。
偶然の出会いも、旅の楽しみのひとつ。
こういう時間こそ、ソロ旅の醍醐味だと改めて感じました。
ちなみにこの『The Legendary Thai Cuisine』というレストラン私も気になっていたところで、数日前にセントラルワールドに行った時にメニューなどを下見していたのです。

やっぱり行けばよかったかな・・・。
ぜひ一度行ってみたいレストランです。
