『Banana Leaf バナナリーフ』|バナナの葉っぱをお皿にして食べる食べ放題カレー

Pocket

ここ何回か『咖喱面 Curry Mee(カリーミー)』とかインド料理とか、カレーに関する記事が続きましたが、ここでもう一つカレー系の記事でいきたいと思います。

マレーシアの料理の中で私の一番好きな料理と言っても過言ではないもの。

それは『Banana Leaf バナナリーフです!!!!

前回の記事で食べたいものを好きなだけ盛り付けるワンプレートカレーの記事でもちょろっと紹介しました。

まだご覧になってない方は下記の記事を見て下さい。

その記事の中で、ご飯、カレー、野菜のおかずは好きなだけおかわりできる「バナナリーフ」という食べ放題ビュッフェスタイルについて触れました。

今日紹介するのはそれです!

おうすけ

はじめまして「おうすけ」と言います。
このブログでは伊豆や静岡の観光スポット、おすすめグルメ、ランチスポットなど色々な分野を紹介しております。

2023年より、かつて暮らしていたマレーシアに戻ってきました。
今後はしばらく、マレーシアの食や文化、言語について、かつて15年以上マレーシア住んでいた私ならではの視点で紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

『Banana Leaf バナナリーフ』とは?

『Banana Leaf バナナリーフというのは、簡単に言うとバナナの葉っぱの上にご飯といくつかのおかずが載せられ、いくつかのカレーをその上にかけてもらい食べるという南インド料理です

インドカレーに詳しい方は「ミールス」をご存知かもしれません。

日本のスパイスカレー屋さんなどにも提供しておられるお店があります。

「ミールス」とは南インドの食堂でよく食べられている食べ放題ランチです。

ターリーという大きなステンレスの皿にカトリという小皿に入った料理がいくつも載ったミールスを見たことがある、または食べたことがあるという方も少なくないかもしれません。

そのミールスと似ていますが、マレーシアではステンレスのお皿ではなく、バナナの葉っぱで提供されます。

バナナの葉っぱってどんな?て方もいるかと思います。

こんなです。

これがバナナの木ですが、マレーシアではそこらじゅうにあります。

真ん中に青いバナナがなっているのが見えますか?

この葉っぱを切って、綺麗に洗って、お皿として使います。

バナナの葉っぱは水も弾くのでお皿にはちょうど良いのです。

このグリーンの葉っぱが食欲をそそりますよね?

『Banana Leaf バナナリーフ』の食べ方

まずお店に入ると前回のインド料理店で紹介したような、おかずがずらっと並んだカウンターのようなものがあります。

バナナリーフではなくワンプレートのカレーを食べたい場合は前回の記事の様に、お皿にご飯を盛ってもらって、自分でおかずを選んで取ります。

今回は『Banana Leaf バナナリーフ』なので、席についてウェイターが来たら、「Banana Leaf バナナリーフ」と一言いうと、バナナの葉っぱを持ってきてくれます。

注文時のポイント
  • マレーシアでは食事と同時に飲み物のオーダーを聞かれます
  • マレーシアではほとんどのレストランで水も有料です

バナナの葉っぱを持ってくると、次にご飯と副菜を持ってきてくれます。

この副菜はお店によって違います。

大体、野菜をスパイスで煮込んだもの、ゴーヤの揚げたやつや炒めたやつ、アチャール、生野菜をヨーグルトであえたもの、揚げた唐辛子などが多いです。

このお店のは鮮やかな赤い色したビーツもあります。

ご飯も野菜も基本は食べ放題ですので、好きな副菜があれば、もうちょっと下さいと言えばもっと盛ってくれます。

ご飯は自分でストップと言わないと、どんどん盛られてしまう店もあるので自分で食べれる量を伝えること。

おうすけ

バナナの葉っぱが大きいのでちょっと少なく思えるぐらいでとりあえず止めておいた方がいいです。

足りなければ、また後で追加注文できますしね。

でもカレーですから結構食べれちゃいますけどね。

ご飯をたくさん食べるので、インド人はみんなお腹が出てますね。

ご飯を盛ってもらったら、「何カレーが欲しい?」と聞かれます。

大体選べるカレーは、チキンカレーフィッシュカレーダルの3種です。

バケツに入ったカレーを持ってきてくれて、かけてくれる店もありますし、カレーのバケツがテーブルに置かれ、それを自分で好きなだけかけるお店もあります。

これはフィッシュカレーと、ダルです。

このご飯とカレー、副菜だけで大体RM7〜9(210円から270円)ぐらいでしょうかね。

そのあとにウェイターに他に肉料理とか魚もありますが要りますか?と聞かれます。

大体、チキン、マトン、フィッシュなどがあって、それを一人分と言えば小皿に盛って持ってきてくれます。

どんなものがあるかわからない場合は、先ほどのカウンターの中にある自分が欲しいものを指差して、これを一皿下さいと言えば、盛ってきてくれます。

この日は「マサラチキン」にしました。

大体、チキンだと小皿で➕RM5〜7ぐらいでしょうか。

マトンや魚になるともっと値段が上がり、RM8〜10ぐらいのところもあります。

まあ、カレー、野菜、ご飯食べ放題、肉もついてRM12~20ぐらいで食べれるのだから安いですよね。

バナナリーフでもバナナの葉っぱではなくステンレスの器を使う店もあります。

これはマラッカのお店ですが、ステンレスのプレートにバナナの葉っぱをのせてあります。

副菜はナスとほうれん草、生野菜のヨーグルト和えでした。

定番パパダムも。

下の写真はクアラルンプールのセントラル近くにあるインド人街のお店で食べたバナナリーフです。

でもやっぱりこうやって葉っぱに載せられた方が美味しそうに見えるなあ。

ペナンのリトルインディアのバナナリーフも有名です。

下の写真はペナンのインド料理屋さんのものです。

『Banana Leaf バナナリーフ』を手で食べてみよう

インド人はこれを手で食べます。

手でご飯とおかずをぐちゃぐちゃと混ぜて、指で掴み、口元に持っていき、親指で混ぜたご飯を口に押し込んで食べます。

これが慣れないとなかなか難しいのですが、周りのインド人の食べ方を見て真似してみると段々上手くなります。

友人は初めて手で食べるのに挑戦していました。

手で食べると指が一日中カレーの匂いになりますのでご注意を。

『Banana Leaf バナナリーフ』を食べ終わった後のマナー

おうすけ

食べ終わった後はバナナの葉っぱを真ん中の茎に沿って折りたたみます

奥の半分を自分側に持ってきて折りたたむと、お店の人にとても美味しかったですと伝える意味があります。

逆に折りたたむと、美味しくなかったという意味にもなるので、ご注意を。

ちなみに、インドのある地域ではこの折り方が逆の意味を持つところもあるそうです。

マレーシアでは奥の半分を手前に折るのが、「美味しかった、満足」の意味です。

マレーシアに来たら絶対に試してほしいバナナリーフの紹介でした。

awesomeyoh
2006年からマレーシアを拠点として暮らしている おうすけ といいます。 10代の頃から外国にあこがれ旅をし、20代で東南アジアに拠点を移し、とにかく世界の色々なところを見て色々な文化に触れたいと思い、いくつかの国を訪れました。 東南アジアの独特な雰囲気に魅せられ、文化を調べたり、言語を学んだり、写真に収めたりしてきました。 2019年に日本へ一時帰国していた時にコロナが始まり、そのまま日本に3年ほど滞在。 しかし、日本へ帰国した時ふと思いました。 あんなに興味のなかった日本ってめちゃくちゃいい国じゃん…… もっと日本のこと知りたい、もっともっと日本の行ったことのない場所に行ってみたいと思うようになりました。 2019年、東南アジアから帰国し、始めた仕事で一年ほど伊豆地方全体を回る機会がありました。 伊豆の山奥に突如広がる山葵田(わさびだ)、林と林の間から見える水平線、毎日見ても毎日感動してしまう夕日、小さくても膨大な量の水を吐き出す滝、太陽に照らされて金色に輝く稲田、毎日表情を変える富士山… 伊豆という素晴らしい場所が身近にありながら全く伊豆の事を知らないということに気がつきました。 もっと伊豆の事を知りたい。 伊豆の美味しい食べ物や素敵な場所を自分の目で見て、食して、調べて、そして写真に収めたいと。 そして、おこがましくも日々伊豆地方の観光地や飲食店、宿泊施設で日々奮闘する人々に少しでも貢献できればと思いました。 それでこのブログを立ち上げました。 伊豆のおでかけスポット、グルメ、自然、人々など色々な分野を紹介していけたらと思っています。 伊豆を回って旅する『伊豆活』と称し活動していきます。 そして、2023年に再びマレーシアへ戻りました。 これからは東南アジアの情報なども合わせてシェアしていきたいです。 このブログを通して、誰かの日常を特別な非日常にできる事ができたらと思っています。 よろしくお願いします。

コメントする

Translate »